セールスにおいて不満に思っていること

三洞の「これが言いたい!」

 ちょっとメルマガ配信の間隔が開いてしまいました。

 とは言え、それは私の問題であって、言い訳などする必要はありません。
 そもそも自分の意思だけで配信しているのだからね。
 その上で、さすがの私も少々ぐったりしてしまって、書く気になれなかったのです。

 全回も書いたように、先週の木曜・金曜は全国から受講生が大挙して遊びに来てくれて、ず〜っと一緒に飲んでて、土曜は急遽野沢温泉村に行って、またみんなと飲んで……。
 火曜に大宮に戻って、水曜も受講生が来て、木曜は新たなセミナー「EVER GREEN オンラインセミナー」をやって、金曜も受講生が2人と「面会希望」の青年が来て、そして土曜は12時間セミナー。

 さすがに昨日は1日中、ず〜っとグダグダになっていました。


 さて……。

 コロナ感染者数がまた増えているようですね。
 テレビも新聞も見ない私に、函館からセミナーに来た受講生が教えてくれました。

 Gotoを止めないとか、一部地域は云々とかいった話が出ているようですが……旅行業や飲食業は、そりゃキツいと思いますよ。
 でもその一方で、続々とコロナで売上を伸ばした会社、すぐにV字回復を果たした会社やお店の情報(そういう情報はちゃんと見ています)も、どんどん出て来ています。

 たとえばユニクロは、3〜5月は大赤字だったけど、5月から回復して、6月は前年同月比126%だったんだってね。
 素晴らしいよね〜。さすがですよ。
 私も前期(10〜9月)は過去最高売上・利益だったけれども、受講生にも、コロナ禍の中で売上を伸ばした人、あっという間にV字回復した人がたくさんいて、嬉しい限りですよ。誇らしいです。

 ユニクロがすぐにV字回復できたのは……細かい理由は多々あるけれども、その本質は、アパレル業界の多くの会社が「服を売るのがウチの会社の仕事」と認識している中、「人々の暮らしの充実に貢献することが仕事」と認識しているからですよ。

 生保セールスも一緒。
 「保険商品や保障を売っている」と思っている人はコロナ禍の被害者になる。
 一方、セミナー受講生は「保険商品や保障を売ろうと思ったら、果てしなく売れない」ということを知っている。
 だからコロナでもほとんど影響を受けない。
 それどころか、売上を伸ばす人もたくさんいるのです。

 そもそも、コロナで売上が減ってしまった生保セールスって、「他者依存」が強いからなのよ。
 「会社が人と会っちゃダメと言ったから売れなかった」
 「見込み客が『今は接触したくない』と言ったから売れなかった」……。
 そんなこと言われたって、いくらでも売る方法はあるのに、自分の頭で考え、自分でビジネスしようとしていないから売れないだけ。
 コロナで倒産する企業とま〜ったく一緒だよね。
 だから倒産して当然なのです。


 セミナーにはワークがたくさん出て来ます。
 ワークをすべてやり終えるには結構な時間が掛かるから、受講後に家でやってもらうのだけれども、1つだけ、セミナー中に行うワークがあります。
 それは、「セールスにおいて、今、不満に思っていること」を書き出すというもの。
 要するに、日々、「これ、クダラネ〜んだよ」「これがあるからムカつくんだよ」と思っていることを書き出す。
 「考えて書くようなことじゃないからね。手が止まったらそこで終了」というワークです。

 見ていると面白いんだよね〜。
 見事に同じ傾向になるのよ。

 地獄社の人は、私が「まあ、その辺で……」と声を掛けるまで、延々と書いている。
 1社専属の人は5個くらい書く。
 代理店所属の人は1〜2個しか書かない。

 これ、見事に報酬(コミッション)と比例しているもんね〜。
 ●地獄社✕6=1社専属の人がもらえるお金
 ●1社専属✕3=代理店所属の人がもらえるお金

 そして私が常々言っている「我慢の量が多いほど稼げない」とも、まさに一致している。
 「不満に思っていること」が多いほど、お金がもらえない。
 不満に思っていることが多いのは、他者依存の量が多いから。
 だからお金を稼げない。

 真理は常に正しいのよ。


 あなたも「セールスにおいて、今、不満に思っていること」を書き出してごらんよ。
 3つ以上あったら、それは「あなたのやり方(もちろん所属会社を含む)が間違っている」ということなのです。