そんなこと喋っても売れないぜ?

三洞LIVE〜楽しく売ろうよ!

 昨夜は早目に寝たから、今朝は早起きできて(とは言っても6時半だけど)、今日のLIVEのネタである「顧客第一」について考えていました。
 だから、自然に思考はそっちに行ってしまう……。
 そこで、昨日作っていた新教材のことが思い出されました。

 作っていた新教材は「北條健二解体新書」というもの。
 「楽しく愉快にTOT」の北條ちゃんが、なぜ売れまくっているのか……ということを、スウ3と私が、三者対談で明らかにして行くという内容の教材です。

 ネタは2年前くらいに撮っていたのだけれども、他の作業や教材作成が追い付かず、今になってようやく商品化の作業をしていましたが……突っ込んでやって行くと、すっげ〜本質を突いたことがず〜っと語られていました。
 やるほどに作業がどんどん楽しくなっちゃって……サッサとやればよかったのに(笑)。


 で、その中で「プレゼンで全然説明していないよね!」という私の言葉が出て来ます。
 対する北條ちゃんの反応は「え?」……。
 「いや……説明、してますよ?」。

 今「お勉強」している本に、こんなことが書いてありました。
 昨日読んで、緑のマーカー(受講生用)を引いた箇所です。

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 「簡潔なプレゼンは、相手になにか買ってもらおうとしたり、飛び上がるほど喜ばせたりするためのものじゃない。もっと詳しく知りたいと思うかどうかを、ぱっと判断してもらえばそれでいい」。

 「こちらがどう問題解決を支援するかではなく、相手が必要かつ望んでいる結果を伝える。興味を持ってもらえれば当然、どのようにするのか、もっといろいろ質問してくるはずだ」。
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 ほとんどの生保セールスは「説明」しかしていないんだよね〜。
 上記の引用文は「それをやったら売れないよ」と言っている。

 だから、売れまくっている北條ちゃんは「説明」を全〜然していないのよ。
 でも本人は「え? 説明、してますよ?」と思っていた……。
 つまり、北條ちゃんが認識している「説明」と、ほとんどの生保セールスが思っている「説明」とは……全〜然違うということ。
 その結果として、売り上げも全〜然違う。

 その証拠に、私が「説明で売れるなら、パンフレットで売れるじゃん?」と言ったら、北條ちゃんは「そうか〜。そうだよな〜」。
 続く言葉は「ホント、パンフレットって使ったことないな〜。パンフレットに書いてあるようなことって……喋ったことないし」。


 今日のLIVEのお題と関連することを先に書いちゃうけど、お客さんは「説明」なんて全〜然聞きたくないのよ。
 それなのに「説明しろ!」って言うのが、ウソの顧客第一を掲げる会社の教え。
 
 お客さんが望んでいるのは「必要かつ望んでいる結果」。
 売れている北條ちゃんは、それを伝えなきゃ売れないということを認識できているから、それが「説明」だと思っている……ということです。

 だからね、売れている人と、売れなくて苦しんでいる人とでは、お客さんに話している内容が全〜然違うのよ。
 それが分からなかったら……いつまで経っても売れないからね。

 以上。