地域特性を生かす

生命保険営業の本質!

 いや~、よく寝た。
 10時間ぐらい寝たんじゃないかな~。

 私は今は、正月だからと言って、朝から酒を飲むようなことはいたしません。
 かつては両親を含めた家族がいて、おせち料理が並んで・・・だったから、必然的に酒を飲んだけれども、今はそれがないしね。
 トシくんがいたら、「正月だから飲むか!」になるかもしれないけれども、大晦日に「出掛けて来ま~す」と言って出て行ったきりだし。だから、年が明けてから誰とも会ってません。
 それに、今は、飲みたくなったら昼飯時から飲んでも何の問題もないから、ことさら「正月だから」も関係ないし。
 

 でも昨日は、複数の人と「ず~っと会ってた」し、2時半頃から酒を飲みました。

 昨日は「三洞KYUSHU会」の、ZOOMでの新年会だったのよ。
 ホント、便利な世の中だよね~。
 九州の面々と、顔を見ながら喋れちゃうんだから。

 1時からやっているとのことで、箱根駅伝を見てから覗いたら・・・美女4人が楽しく宴会してました。
 飲まないつもりだったけれども、「先生、飲まないんですか?」なんて言われちゃったら・・・そりゃ、飲むしかないですよ。

 で、私は最初は黙って楽しく聞いていたんだけど、結局、酒がまわる程にどんどん喋っちゃって・・・結局、夜の10時までず~っと喋っていました(笑)。
 酒も、ワインが2本、空いちゃった・・・。

 大好きな子たちと酒飲んで喋っているのだから嬉しいのだけれども、コンサルティング料金に換算したらいくらになるんだよ・・・と、今、思っています。
 もちろん「金取ればよかった」ではなく、「ああ、オレはなんてイイ人なのだ! 与えたから与えられるぞ!」と喜んでいます。

 大分の才媛森崎がちゃんとメモを取っていて、今朝、LINEグループを見たら、そのメモが既に公開されていました。
 その中で、受講生ではない、このメルマガの読者にも役に立つであろう部分を引用します。

~~~~~~
・長崎では高い保険は売れない?
外貨、変額アレルギーがひどすぎる!! 田舎って駄目なんじゃ??

→いやいや、閉鎖されたところだし遅れているからこそ、教育すれば売れるのだし、付き合いで売れるのだと思うよ。
皆がみんな金融リテラシーめちゃ高かったら・・・長崎でマニュ売れないでしょ。

→日本人は相対評価。周りがやっていなければ自分もやらなくて大丈夫と思いたい種族。
でも本当は、イチイチいくら貯めてるなんて話を他人にしないだけ。
で、そういう人には「具体的でイタイもの」を見せて、「え~! こんなにヤバイの?」と分からせる必要があって、それで一定数には売れる(もちろん売れない人も当然いる)。
人は行動を先送りするためにはなんだってやるものだから。
~~~~~~

 地方の人は、誰しも似たような思いを抱いていても不思議はないよね。

 だから、東京のサテライトである大宮在住の私がコメントすると「長崎も東京も大差ない」・・・これが実情です。
 ただし、「閉鎖的傾向」「変化を嫌う傾向」が「少々高い」のも事実だと思います。
 とは言え、野沢温泉村でしっかり3000万売っている河野くんもいるからね。

 人は「触発されるもの」が少ないと、変化や行動を起こしにくくなる。
 つまり、都会が「進歩的」なのではなく、「触発される事象」が多いから、その分、変化や行動を起こしやすい環境だということ。

 例えば、退職金制度が中退共の会社と、確定拠出年金の会社だったら、投資信託を持っている人の数は、圧倒的に後者の方が多いはずだからね。
 こういうのが典型的な「環境の違い」。

 で、こうした事はすべて、相対評価であり、メリットとデメリットは表裏一体なのよ。

 退職金制度が確定拠出年金の会社で、「オレは投資信託をやっている」って言っても、「え? みんなやってるじゃん?」で終わっちゃう。
 でも、中退共の会社で、「そんなものに頼ってたらやヤバいぞ。オレは投資信託をやっている。中退共とは比べ物にならないほど増えるし、安心確実だ。なぜなら・・・」って言ったら、「金融に詳しい人」になれちゃう。

 つまり、大都市圏だと、突出した存在にならないと目立てないけれども、地方都市だと「ちょっと詳しい」程度でも、目立つことができるのよ。
 「小規模ビジネスの場合、人口30万人の商圏が適切」という記事を読んだことがあるけれども、「東京都 生命保険 見直し」と「弘前市 生命保険 見直し」というキーワードだったら、同じ広告費を払っても、検索結果で表示される順番がま~~~ったく違うからね。

 セミナーでは「地の利を生かす」ということについても言及するけれども、会社の教える「通り一遍のやり方」だと、地域性には対応できない。
 そもそもそのやり方は、「キリスト教的世界観」から発しているから、地方だろうと大都市圏だろうと、日本じゃ通用しにくいのよ。

 ただし、「では、自分の場合は、どうやって考えればいいの?」となっても、考えるためのソフト(=正しいマーケティング理論)がインストールされていなかったら、「固まったPC」「レインボーマークがクルクルしちゃってるMAC」になっちゃうからね。
 立ち止まって空回りするばかりで、全然先に進めない・・・。

 まあ、こうした「全体像」が見えていないと、地方都市でも大都市圏でも、ビジネスは成立しない・・・ということを、あなたもしっかりと認識して下さいね。