「今は、静かな決意に燃えています」

セミナー受講者の声

 メルマガ及びブログの読者からのメールです。
 長文ですが、素晴らしいので全文引用します。

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 富山の西です。

 今日は先生からのオファーに対する回答を書きながら、今の思いを正直に告白します。
 結論は決まってますが、中盤で何を書くことになるのか、今の時点では自分でもよく分かっていませんが、先ほどのメルマガに記載されていた森﨑様の話を聞いて、改めて身が引き締まった気分です。

 では、書きます。

 私は2016年11月(当時25歳)に、プルデンシャル生命に入社しました。
 某旅行代理店で営業していたところ、所長からリクルートの電話を受けたのです。
 旅行代理店時代は、昨今の残業の厳しさによる仕事ができない状況や、低賃金であること、同じ会社の人間がおっさんばかりであることに不満を持っていました。
 「なんでもっと自由に働かせてくれないんだ!」と。

 そんな不満を持つ私に、その所長はこう言いました。

・月、木のミーティング以外は自由
・給料は青天井
・優秀なセールスマンしかいない

 当時の私が置かれていた状況からすれば完全なる真逆。
 そんな環境に憧れた単純な私は、社会の何も分かっていない25歳・出不精・狭く深い友人づきあい(一言でいえば友達が少ない)にも関わらず退職届を出しました。
 まあ、自分は運がいいし、なんとかなるだろうと思っていました。

 そこからは友人に電話し、まあ付き合いのような形で契約を取っていました。
 とても仲の良い友人が紹介をしてくれたり、祖母が会社経営をしていることから、大きな契約をいただいたりで、いわゆる社長杯には入賞しました(この時点で売り出し4か月ほど)。

 しかし、そこから一気に売れなくなりました。
 簡単な話で、見込み客(というかベースマーケット)が居なくなったからです。

 「紹介をもらえ」という言葉のみを信じ、依頼時にその場では計30人ほどの名前は出ましたが、繋がりません。
 商談ができたのはゼロでした。

 このあたりから、会社のオペレーションに疑問を持ち出しました。
 「そもそも優秀なセールスマンなんて一握りじゃん! 人間性も込みだったら、優秀な人なんて2人くらいしかいないぞ!」なんて思ってました。

 結局、根性論&「お前が悪い」なんですよね。
 「紹介が貰えないのは、お願いの気持ちが伝わってないからだ」
 「大数の法則だから、たくさんの人に声かけろ」
 「嫌われるのを怖がってるようじゃ、この仕事の使命が腹落ちしていない」
 つまり、「嫌われてもガンガン行く根性を見せない僕が悪い」という論法です。

 それって正しい指導なのか?
 相手に負担をかけてまで保険の話を聞いてくれと言わなきゃいけないのか?
 論理的な正しさ、皆無じゃないか?

 上記の何が間違っているかは明確には分からないけど、正しいことを言っている人は、どこかにいるはずだ!
 その思いを胸に、インターネットで見込み客の見つけ方を探していた時に、五十田三洞先生のHPに出会いました。

 初めて先生を見たときは、「なんか怖っ!」という印象を持ってしまいましたが、記事があまりにも面白く、「この人は正しいことしか言っていない。まず、胡散臭くない!」「ちょっと口は悪いけど、正義を背負ってる人の口の悪さはむしろ僕の大好きな方だ」と思い、14時間動画を申し込みました。
 富山なので、動画があるなら……と思い、セミナーは受けませんでした。

 動画受講直後は、「なんて明確な筋道なんだ!」と感動したのを今でも覚えています。
 そこからシート類の作成に入りました。
 でも、「サービスメニュー」の創造、これが腹落ちしてませんでした。

 先生が何度もマーケテイングレターに書いておられる、「強みが見えない」に陥っていたのです(この頃はまだ読んでませんでしたが)。
 レターを購読をはじめ、「強みが見えないからの脱却」の項目を読み、目が覚め、再度サービスメニューを再度考えました。

 俺の強みは、勉強しかない!
 集団塾に通った経験、独学で大学入試と戦った経験、大学で塾講師として1000を超える授業をした経験、これを活かすしかない!
 そう思いました。

 この思いを確固たるものにするために、8月に大宮までいき、セミナーを受講しました。

 セミナーの一番いいところは、最後の懇親会ですね。
 たくさんの具体例を先生から聞きましたし、何より普通の会社に所属する生保セールスマンが仲間にも思えてきました。
 もう、一気に視野が開けた気がしましたよ。
 「こうすれば俺は絶対にうまくいくんだ!」って。

 そこからはもう、引きこもり生活の始まりです。
 ブログを立ち上げ、FBページを作り、アメブロと連動して、閲覧数の伸びをニヤニヤ見ながら、数学の予想問題をつくり……。
 本当に楽しい毎日でした。

 その合間に先生から教わったトークでその場で契約を取って食いつないでいました。
 そしていざブログでLPも作ったので、FB広告を行いました。

 ……ここで、ある事件が。

 僕の広告を見た、他の営業所の人間が、僕の所長に連絡し、ばれました。
 「見込み客の発見のためにやりました。保険のことも書いてないし、迷惑かけないんで、見て見ぬふりでお願いします」と言い、その場では収まったのですが……なぜかそこから事務や支社長の耳にも届き、「これは本部に届け出なければいけない」みたいな話になりました。

 「保険のことは一切書いてないんだからいいでしょ」と反抗するもむなしく、毎年ビビってる支社監査が近いやらコンプラがどうやらと言われ、本部に申請を行いました。

 約1か月半後(11月くらいだったと思います)、審査は通りませんでした。
 「まずは会社のオペレーション通りにやれ」「そんなにやりたいなら、塾の先生をやれば?」と言われる始末。
 お前らの言うとおりにやってても売れねぇからこうしてやってんだよ!

 ブログも、消した写真を送れやらなんやら言われ、抹消。
 完全に意気消沈しました。

 「死ね! アホボケカス!」と心の中で叫ぶも、26歳で、支社で一番の若手の、しかも社長杯以降落ち目の僕の声は届きません。
 このあたり、先生の言葉を借りれば、「起業家意識の欠如」ってやつです。

 そこからどうしようかと西特有の不貞腐れモード全開。
 会社の人間とは一切からまず、今日までの約2か月間、飲み屋で契約を取って食いつなぎました。

 単発で契約をとる分には良いんですけど、これだけで食ってくのは無理だと悟りました(当たり前ですよね)。
 そもそも活動量型だし。

 この二か月、たくさんの想いがよぎりました。

・所長の言葉を信じて入社した時点で所長からは下に見られている。失敗したなぁ
・ここで再度、会社からばれないように立ち上げるべきなのか
・そもそも正しくやろうと思ってる俺を否定する会社に所属してていいのか
・やめて他の会社にうつろうか
・うつれるのか?
・でも、西から入りたいと言ってくれたトモダチもたくさんいるしなぁ

 でも不思議と、生保セールスをやめたいとは思いませんでした。

 先週、僕の誕生日だったんですが、たくさんのお客さんが連日で誕生日会を開いてくれたり、サプライズしてくれたりと、とっても嬉しいことが続きました。
 色々考え、悩みましたが、僕の主人は僕しかいません。
 加えて、私を支えようとしてくれる人が身近にたくさんいる!(残念ながら支社にはいませんが……笑)。
 すぐ不貞腐れるのが僕の欠点ですが、ようやく決めました。

 「もう一度立ち上がろう!」と。
 もう1回文句言われたら、他の会社に移ってやる!……と。

 おとといから、再度ブログを立ち上げました。
 真剣に自分の強みとなるオファーを再度考え、夜中まで自分なりのビジネススタイルを考案しています。
 塾又は家庭教師っぽいことをやろうかな〜……なんて考えています。
 自分の力で豊かな生活を掴み取ります。
 誰もがうらやむ若手ユニークビジネスマンになります!

 長くなりましたが、以上です。


 ……正直、これを書くのは勇気がいりました。
 起業家意識の欠如による男気のなさを普段から厳しく説いておられる先生に、僕のこのすぐ折れたショボい過程をお見せするのは恥ずかしいです。
 先生も会うと優しかったのですが、文章は厳しいので、このメールに対する反応もちょっと怖かったりします。
 でも、先生にメールを書くこと自体が僕に勇気を与えてくれますし、なにより僕は、豊かな生活を手に入れることで、先生のような人間として男として持つべき強さだったり、優しさだったりを手に入れたいと願っています。
 今は、静かな決意に燃えています。

 2月中に1度、お店に行かせてください。
 生保セールスとしての仲間が近くにいないのもあり、パワーを頂戴したいのと、幾つかおたずねさせていただきたいことがあります。

 宜しくお願い致します。
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 そして……西はやって来ました。
 そこには、たくさんの仲間がいました。
 自由に、楽しく仕事ができるようになった仲間たちが!
 チンケでクソバカなプルを辞めて、普通の会社に移った子の移籍初日であったのも、彼の運命ですよ。

 彼は、その場でインチキ宗教の会社を辞めると言いました。
 「それなら普通のマトモな会社を紹介する」と言いました。
 アホの極みのクソジブを辞めた先輩たちも、応援してくれました。

 そして今日、メールがきました。

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 西です。

 いま、帰りの新幹線の中です。
 昨日はたくさんのお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

 プルがここまで商品的にクソだとは気づきませんでした。
 自分がどれだけアホな環境にいるか、よく分かりました。

 保険屋さん同士で飲んでて、こんなに楽しいのは昨日が初めてでしたし、みなさん美人でステキな方ばかりでした。
 子どもも本当、可愛かったですし。
 そして白石さん、最高ですね。

 本当はこうあるべきなんですよね。
 先生の仰る、幸せな世界が何なのか、その一端を垣間見れました。

 ぜひ、いわゆる普通の会社をご紹介をお願いします。
 白石さんの占いにあった様に、僕の運命に逆らうことなく、がっつり稼いでたくさん使うオットコマエな人間になります!

 本当、ありがとうございました!
 そして、中華、ご馳走様でした!
 お腹いっぱいで幸せでした!!
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 愛だ、使命だなどと洗脳教育しかできず、LPと客を不幸にし、しかも他者を徹底的に見下すようなクソ会社など、なくなってしまえばイイのです!

 西、よかったな。
 普通の環境(=良い商品を売って、ちゃんとお金をくれる環境)で、楽しくいっぱい売れや!