私の経験談と事例

三洞の三洞らしき日々

今日は七夕だね。

 まあ、晴れていたって我が家の周辺から天の川は見えないのだけれども、今日も雨時々曇りの1日になりそうです。

 日本には雨を表す言葉がたくさんあるけど、七夕の日に降る雨を「催涙雨」と言います。
 織姫が彦星に会えずに流す涙雨……ということなのだろうね~。

 でも私は、催涙雨であっても、夕方から数人の受講生が会いに来てくれます。
 とっても幸せです。


 さて。

 いつも受講生に「相手がどう感じるかを、ありありと感じようとする」と言っています。
 「顧客が感じたことのみが真実である」
 美しい言葉だよね~。
 これがビジネスの本質。

 で、私にとっての「顧客」は受講生だから、受講生がどう感じるのかについては「ありありと感じよう」としています。
 でも、来月、生保セールス歴27年目を迎える還暦手前の男には、生保セールス歴1年の33歳シングルマザーが「どう感じるのか」を「ありありと感じよう」とするのは、なかなかに難しい。
 ましてや受講生1人1人が、それぞれのキャラクターを持っているのだからね。

 セミナーの冒頭で「自分に合った売り方じゃないと売れない」と言っているけど、アホな会社のように、全員に対して「こうやれば売れる」と言うのは……完全に間違っています。
 「普遍の基本」はあるけれども、それ以外の部分は、理論に沿って自分で考えるしかありません。

 とは言え、受講生と会うと、「お前だったらさ~」というアドバイスは必ずしています。
 その時に受講生たちが喜ぶのは、その後で「オレはさ~、〇〇だったけど……」という言葉を発した時。
 私は、おっさんの昔話や過去の栄光のような自慢話は大~っ嫌いだからしないけれども、事例としての私の話を受講生たちは喜ぶんだよね~。

 これも「ありありと感じよう」としていたからこそ、最近になって感じたこと。
 だから今後は、このメルマガでも、「私の事例」のようなことを時折語ろうと思っています。


 ここで終わろうと思ったけれども、これだけじゃあんまり役に立たないから、ちょっとだけ何かを語ろうと思います。
 短いやつ……何がイイかな~?
 受講生もあんまり聞いたことがない話がイイな~……。

 そうだ、「壁」「スランプ」の話をしましょうね。

 私が常に順風満帆に楽しく売れ続けていたのかと言うと……そんなはずはありません。
 傍からはそうは見えなかったかもしれないけど、自分なりに「ヤベ~な」と思ったことは……大きいのは4回ありました。

 1回目は売り始めて半年くらい経った時。
 8月入社で9月から売り始めて……当時は11~12月にかけて「短期コンテスト」があったから、そこでド~んと売ったら……当然のことながら友人・知人はほとんど尽きちゃった。
 新年になって酒を飲みながら、12月の給料の額を喜んでいたけれども、その一方で「さて、これからどうする?」という不安が頭をもたげて来た。

 会社は「紹介を貰えばいい」と安易に言うけれども……紹介なんて出やしない。
 先輩たちに聞いても「お願いする」という乞食のような答えしか返って来ない。

 窮した私がやったことは……何だと思います?

 何と……テレアポですよ!!!(笑)。
 これですよ!

 「テレアポをやっている人へのメッセージ」
 

 これをオレがやっちゃったんですよ(笑)。


 その結果がどうなったのか……それは次号で。
 お楽しみに~~~。