「話をしても、断られる」
「プレゼンテーションをしても、決まらない」
悲しいよね~。
運良く、久々に見つけた見込み客なのに・・・。
でも、見込み客を見つけるシステムを持たず、「活動量」などという「効かない呪文」だけで仕事をしていたら・・・日々、見込み客がいない不安の中に身をおくことになります。
でも、システムを持っていないということは、「運頼り」「成り行きまかせ」ってことだから、そうなってしまうのも仕方ありません。むしろ当然です。
さらにその上、運良く見付かった見込み客に断られたら・・・「契約なんて、はるか彼方のはかなき希望」みたいな感じになっちゃいますよね~。
何度でも言うけど、2週間先、4週間先までの契約が見えていなかったら、それは「ビジネス」とは呼べないのです。
「0.75」
「0.8」
この2つの数字は、生保セールスビジネスにとっての「ボーダーライン」。
つまりは「食って行けるかどうかの境界線」。
「0.75」は、プレゼンテーションまで進める確率。
「0.8」は、プレゼンテーションをしての成約率。
これを切ってしまうと、「食って行くのは物理的に無理!」という状況に陥ります。
でも、ほとんどの生保セールスは「0.25」と「0.4」でも、「それは難しい」って言う・・・。
「0.25」と「0.4」だった場合、1週間に10人の新規見込み客を集める「システム」を持っていて、ようやく年収が480万円になります。
あくまで「見込み客」ですからね。「電話できる人」とか「LINEできる人」じゃないですよ。そんなもん、見込み客じゃありませんから。見込客とは、「あなたの話を聞きたいと言ってきた人」のことを言います。
何のシステムも持たずに、「あなたの話を聞きたいと言ってきた人」を毎週10人集め続ける・・・
あなた、できます?
しかも、それができてようやく年収が480万・・・。
そんな儲からないビジネスなんて、私にはやる気も起きません。
私には師匠が3人います。
●ダン・ケネディ:世界No.1ミリオネアメーカー
●リッチ・シェフレン:40歳そこそこの時に、Googleとマイクロソフトの顧問になった
●マイケル・マスターソン:そのリッチ・シェフレンの師匠
私は、ダン・ケネディとリッチ・シェフレンの教材をすべて手に入れる権利を買っちゃったのですが、昨日、WEB上の書庫を見て・・・またもやボ~ゼンとしました。
到底、読み切れるような量じゃない。
でも今、リッチ・シェフレンの新教材に、猛然と取り組んでいます。
いや~、凄いのなんの!
「活動量型セールス」の世界が「アリの巣」だとすれば、リッチ・シェフレンが教えるビジネスの世界は「NTTの電話回線網」ぐらいの差があります。
その中で「売れるプレゼン」(本当はもっと難解なテーマなんだけど)について語る部分があるのですが・・・A4の用紙にプリントアウトしたら、250ページくらいになりました。
読んでいて、「オレが15年前から言っていたことは、すべて正しいじゃん!」と思いましたが、GoogleとマイクロソフトにWEBビジネスの指南をしている人ですからね、はるかその先の、最先端のことを解説してくれています。
そこで語られる主なテーマは「同一化(=感情移入)」なのですが・・・いきなりポンっと言ったって、わかるはずがないよね。
それは当然。私だって10回ぐらい読み直して、デカいノートに整理し直して、頭の中が整理できたから。
その上で、要点だけを言うと、「同一化(=感情移入)」がないと、モノは売れない。
特に、滅多に買わなくて、高価で、内容がわかりにくいものは、絶対に買ってもらえない。
生命保険って、まさに「滅多に買わなくて、高価で、内容がわかりにくいもの」でしょ?
それなのに、パンフレットに書かれていることの一部を喋って、買ってもらえると思う?
ましてや「万一のための」とか「長期の就労不能状態」とか「要介護」なんて言葉に「感情移入」できると思う?
「できると思う」なんて根本的な勘違いをしちゃっている人は、購買心理学の基礎中の基礎すら知らずにモノを売っているということ。
バカ丸出しなのよ。
そういう状況だと、「0.75」「0.8」じゃなくて、「0.25」「0.4」の数値であっても、「それって、結構キツイよね」にならざるを得ません。
「0.75」「0.8」でも「食って行けるかどうかの境界線」なのに、「0.25」「0.4」が「結構キツイ」のなら・・・そりゃ無理ですよ。食って行くのは到底ムリ。
そんな世界で仕事をしていたら「限界まで堪えて、限界が来たら廃業」という悲しい結果が見えているのだ・・・という「事実」を、あなたは認識すべきなのです。