毎週火曜日の「三洞LIVE〜楽しく売ろうよ!」では、「見込み客発見のための7つの気付き」というテーマで、7回にわたって話をします。
このメルマガでも、週1回、LIVEのレビューを書いて行きます。
昨日のメルマガは「見込み客発見のための7つの気付き(1の前編)」
1つ目の気付きは「あなたは『何を』しようとしているの?」。
今日は後編です。
昨日のメルマガから続けて読んでね。
人に指示をする、あるいは「こうした方がイイよ」とアドバイスをする際には「5W1H」が必要になります。
それが伝わらないと、「やれ」と言われてもやりようがない。
「Who」は「あなたが」。「Why」は上位概念。
具体的な要素は以下になります。
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●When(いつ)
●What(何を)
●Whom(誰に向けて)
●How(どのように)
→Do!(やれ)
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時間提供型労働のパートさんの場合でも、それぞれの要素が明確でないと「やれ」と言われてもできません。
ところが……日本の生保セールスの場合、こうなっている。
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●(いつ)毎日
●(何を)「活動」を
●(誰に)誰でもいいから
●(どのように)頑張って
→Do!(やれ)
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これ……無理っしょ?
どう考えてもビジネスにおける指示や教示じゃないよね。
幼稚園児だって、5W1Hを明確に、「朝、お友達や先生に会ったら『おはようございます』と元気よく言いましょう!」って言われる。
完〜全に幼稚園児以下だよね。
93%が廃業するのが当たり前ですよ。
そもそも、こういうことに「気付けよ!」ってことなのだけれども、もう少し先に話を進めます。
ほとんどの生保セールスが「見込み客が見つからない」という問題を抱えている。
だから「何とかしたい」と切実に思っているワケですよ。
でも、その問いに対する会社側の答えは、上記の幼稚園以下のレベル。
何も言っていないのと一緒。
だから「一体、何を、どうすれば?」という不安を常に抱え、ストレスまみれになるのです。
だからこそ「あなたは『何を』しようとしているの?」という私の問いかけに対して、「気付けよ!」と言いたいのです。
「何を」が明確じゃなかったら、やりようがないよね。
で、あえてその「何か」とは何なのかと会社に問うと、その答えは「活動」……。
「活動」って、一体何なんだよ?
腹筋? スクワット?
単細胞生物だって勝手に繊毛運動するんだぜ?
その「活動」なるものの中身を突っ込んで聞くと……「職域訪問」「テレアポ」「飛び込み」になる。
でも、それをやったって売れないのは、過去100年以上の実績から、明らかだよね?
「人と会う」に至っては「何だよそれ?」としか思えない。
「出会い系かよ?」でしかないからね。
「見込み客発見のための5W1H」の大枠を正しく言うと、こうなります。
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●(いつ)あなたの仕事時間の約85%を費やして
●(何を)「広告宣伝活動」を
●(誰に)ターゲットに向けて
●(どのように)マーケティング理論に沿って
→Do!(行う)
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「あなたは『何を』しようとしているの?」……その「何を」が明確じゃないから、ほとんどの生保セールスが常なる不安を抱え、ストレスを増やし、苦悩するのです。
その「何を」が分からなかったら話にならない……ということに「気付けよ」。
これが「7つの気付き」の1つ目。
さて、あなたは上記の5W1Hに対して、明確な戦略と戦術があるかな?
あるのが「普通のビジネス」。
ないのは「ガキの遊び以下」。
ということなのよ。