一回しかやって来ない貴重な機会

生命保険営業の本質!

 月曜に野沢温泉村に行って、金曜日に帰って来ました。

 今はネットさえ繋がっていればどこでも仕事はできるし、特に私の仕事はPCさえあればいくらでも進めることはできるけれども、旅先では仕事もお勉強もあまりできないものだ(朝から酒飲んじゃうからなんだけどね)ということを学習したから、しっかりと「のんびり」を満喫いたしました。

 それにしても、見事に「飲む、食う、寝る」の繰り返しだったな〜。
 でも、それ以上にとっても幸せを感じることができたのは、自律神経失調が出なかったこと。
 思い出したのよ、「ああ、以前ここに滞在中に、つらかったこと、あったよな〜」って。温泉地の見知った宿で、酒飲んで過ごしているのだから、精神的にはゆったりできて当然なのに、自律神経がおかしくなる……ホント、原因不明なのだけれども、でも今回はそうした兆候がまったく感じられなかったのです!

 そのことを「認識」できたら、自律神経失調が出る要因のようなものがちょっと見えたような気がしたし、「治ったんじゃネ〜?」とも思えて、とっても嬉しくなれました。


 そんな旅でしたが、ゴルフ1ラウンド、そして仕事(コンサル塾)を3時間やりました。
 コンサル塾は林亜由美先生と一緒にやっているのだけれども、今回は亜由美先生も野沢に来ていて、さらにはジョニーちゃんという超絶スーパーセールスも一緒にいたので、参加者はとってもラッキーだったと思います。

 そこで私がちょっと話したんだけど……「お仕事、何をされているんですか?」と聞かれる機会ってあるよね。
 昔、その話が出た時にジョニーちゃんとスウ3がいて、スウ3がこう言いました。

 「それって1回しか聞いてもらえない機会でしょ。その時にきっちりと保険が売れる返事ができなかったら、せっかくのチャンスを逃しちゃうんだよ」。

 とっても素晴らしい言葉だから、それについて考えた機会は何度もあります。
 でも、ほとんどの人はそんなこと、考えたこともないんだよね〜。
 だからあんまり売れないんでしょ?

 「お仕事、何をされてるんですか?」と聞かれて返事をした時に、まず間違いなく引かれる言葉しか持っていない人(=ほとんどの人)と、5割の確率で「え、そうなの?」と向こうが興味を示してくれる言葉を持っている人とでは、そりゃ売り上げが違うよね〜。

 でも、それを最重要課題の1つだということを認識していない人が大半なのよ。
 なぜなら、そんなことを指導するレベルの人がほぼ皆無だから。


 でね、上記で「え、そうなの?」という相手の言葉を書いたけれども……これを探り出すのが、1人きりで頭の中で行うシャドーロープレなのです。

 どういう意味かと言うと、ウザくなくて相手の興味を引く言葉を一言ポンっと口に出したら、「話の続き、聞きたいです」という意味の言葉を発してほしいワケだよね。
 そうした意識を引き出すのが「効くアプローチトーク」。
 その時に、「相手がどう感じているかをありありと感じよう」とする「正しいシャドーロープレ」を行うと、相手が「話の続き、聞きたいです」という言葉を発するケースはほとんどない……ということが想像できないとダメなんだよね〜。

 で、保険屋初心者時代から300週間契約が途切れなかった私は、常にそういうことを考えて、「真の顧客第一」で言葉を発していたのだけれども、「効くアプローチトーク」を発することができた場合の相手の言葉は、「え、そうなの?」と「ど、どうすれば?」の2つに大別されるのです。

 セミナーではこう言っています。
 「マジで質問しちゃうのはド素人だからね。セールストークというのは催眠術であり、誘導尋問なのだから、相手の返事を完全に予測して言葉を発しないとダメなのよ」。
 相手の言葉を完全予測して、それを引き出すアプローチトークを投げ掛けているから、「え、そうなの?」の場合はもう1クッション(一言)が必要で、「ど、どうすれば?」の場合は「もはや売れたも同然」ということが分かるのです。

 だからね、会社のロープレなんて、ホント時間の無駄でしかないのよ。
 それをやって、「お仕事、何をされているんですか?」と聞かれた時……1回しかないチャンスに、保険が売れる?
 絶~~~対に売れないよね。
 果てしなく売れないトークの練習のために貴重な時間を使うなんて……まったく馬鹿げてますよ。

 こういった認識があるかないかで、売り上げが大きく変わるのは当然でしょ?
 そんな話をた〜っぷりとしようと思っています。

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