今、脳科学の本を読んでいるのだけれども……こういう本を読むと、「なるほど」「納得!」がたくさんあって楽しいです。
誰しも知的好奇心はあるからね。
それを、科学的根拠をもって伝えてくれる。
ビジネスも同様で、そうじゃなかったら話にならないのよ。
もちろん、望む結果を得られるはずがありません。
今日読んでいて「へ〜!」と思ったのはオバマさんの話。
元大統領のオバマさんです。
オバマさんは、大学に入学した時、既に喫煙者で、大統領になってもタバコがやめられなかったんだって。
オバマさんって、かなり頭がイイ人ですよ。喫煙習慣がもたらすマイナスなんて、よ〜く分かっているに決まっています。
さらに、自己を律する力とか、決めたことをやり遂げる力とかは……大統領になれちゃうくらいだから「世界一!」のレベルで持っていると思うのよ。
そんな人が、タバコをやめられない……。
専属医師にやめるように言われ、日々、奥さんからもギャンギャン言われていたのに……やめられない。
不思議だよね〜。そう思わない?
脳科学の本だから、この後、なぜこんなことになっちゃうのかということを科学的に語ってくれるのだけれども……要は「頑張ろうとしても、無理!」ということなのよ。
結論だけ言うと……こうなる。
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……「精神的なタフさ」を武器に誓いや計画を守り通す、という姿勢には誰しも憧れを抱くかもしれないが、エネルギーの観点で言えば非常に効率が悪く、失敗すること請け合いである。
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生保セールスの93%が3年以内に廃業してしまう原因は、まさにこれなのよ。
学者さんも「失敗すること請け合いである」と言っているように。
古川くんもYouTubeで同じようなことを言っていたけれども、人は「自然に、苦労なくできること」しかできないのです。
一瞬は「意志の力」で出来たとしても、続かないし、良い結果は出ない。
つまりは、「頑張ってはいけない」が正解なのよ。
いや、もちろんそれは「努力しなくてイイ」ってことじゃないですよ。
でも、オバマさんのような人でさえ、「頑張る!」だけでは禁煙すらできなかったのだからね。
その上で。
生保セールスの業界がかなりヤバいのは、「精神的なタフさ」とは、「買い手に嫌われることをして、その結果、断られることに対する耐性」なんだよね〜。
断られることに慣れちゃったら……ず〜っと断られる。
だから93%が廃業に至る……当然だよね。
では、どうすればイイのか?
正解は簡単
「そっち側」の、断られるのが前提の「活動量型」の世界から脱出すること。
それなしに幸せは増えないのです!
早く「こっち側」の、正しく幸せな世界に来てね。