インプット→アウトプット

あなたを売れなくする「間違った教え」

 今朝は久々に読書をしたんだよね〜。
 読みかけだったビジネス本を読了しました。

 「久々に読書をした」……受講生なら分かるように、こんなことを生保セールスが私に言ったら、「だから売れないんだろ?」と言いますよ。
 受講生だと、本が溜まっちゃっててどうしようもない状態だよね?
 受講後間もない方々、安心して下さい。それが普通だから。

 かつて、たまたま酒の席(木戸一敏さんの塾の懇親会)で同席した社長さんが、「忙しくて、本なんて久しく読んだことがない」と言ったから、「それだと儲からないでしょ?」と言ったら……私よりも歳上だったけれども、真摯で謙虚な方だったから、「そうなんですか?」と真面目に聞き返してくれました。
 「そりゃそうですよ」と、理路整然とお話しさせていただきましたよ。
 そうしたら、「いや〜、全〜然ダメでしたね、私は。考えを改めますよ。ありがとうございます」と言ってくれて、「イイ人だな〜」と思ったことを覚えています。

 そんな私が「久々に読書をした」なんて書く……。
 考えてみたら、中学生になって以降の47年間で、この1ヶ月が最も読書時間が少なかった期間かもしれません。
 ……今、振り返ってみたけど、きっとそうですね。
 自分的には「すごいことだな〜」と、妙な感心をしています(笑)。


 で、なぜ読書時間が極端に少なかったかと言うと、アウトプットばかりしていたから。
 これ、実はかなり稀有なことであり、かなり重要なことなのよ。

 まず、本を読まないなんてのは、起業家として話になりません。
 まあ、さほどの時を待たずして退場になるでしょうから、関係ない人です。

 ただし、世の「指導者ヅラして偉そうなことを言っている寄生虫」は……マジでムカつくよな〜。
 まともな本を読めば、「客の言うことを聞いたら売れない」とか「時間を掛けたら売れない」といったことはすぐに学ぶことができる。
 それなのにそれをせず、人を不幸にする教えを偉そうに口にし、それでもクビにならないのだからな〜。
 まあ、どこかで天罰が降るに決まっています。

 ゴミは放置して、その先の話。
 利益が出せる経営者は、たくさん本を読んで、たくさんインプットします。

 その上で……まともな本にはこう書いてあるよね。
 「インプットしたものをアウトプットするから利益が得られる」って。

 ここで言う「アウトプット」には2つの意味がある。

 まず、行動としてのアウトプット。
 例えば「“忙しい”という言葉を口にすると貧乏になる!」ということを学んだのなら、それを実践しなかったら意味がない。
 インスタグラムで集客する方法を学んだのなら、それに沿って投稿をしなかったら意味がない。

 もう1つが、情報発信としてのアウトプット。
 生保セールスは、これを行うから見込み客が手を挙げてくれる。

 ……って言っても、受講生じゃないと「は?」になっちゃうだろうね。

 極端に単純化して言うと、本を読んで「なるほど!」と思ったのなら、「私はこの本を読みました。こんなことが書いてありました。私はこう思いました」ということを発信するから、見込み客が手を挙げてくれる。
 これが私たち生保セールスの、真の「活動」なのよ。

 ……って言ったら、益々わかんなくなっちゃうかな(笑)。

 受講生は一発で分かるのよ。
 それが「楽しく長く売り続ける『こっち側』の世界」。


 で、今日言いたかったのは、その先の話なんだよね〜。

 きちんと読書をしている人に言いたいんだけど、アウトプットの量がインプットの量を極端に上回る時期を、経験したことがあるかな?
 「ない」という人がほとんどだと思います。

 いや、それが普通だから問題はないですよ。
 でもね、「アウトプットするから利益が増える」のだから、インプットを控えてでも、アウトプットを増やす方向に動くべきなのよ。
 もちろん無理にインプットを減らす必要はないですよ。
 「インプットしたらアウトプットする」と思い、それをやればイイのです。
 そうすると……利益が増えます。


 私は何度も「アウトプットばっかし!」という時を経験したことがあります。
 例えば本の原稿の締め切り直前の時期は、アウトプットしかできないからね。

 そんな私でも、ここまで「アウトプット過多」になった時期は記憶にありません。
 これは、どういうことかと言うと……また進化しちゃったのだろうね〜(笑)。
 まあ、還暦になっても、まだまだ進化だからな〜。

 ということで、インプットしたらアウトプットする。
 意味がよくわからない人は……ごめんなさい。
 受講生はしっかりとそれをやってね。