痛〜〜〜い話(笑)

三洞の「これが言いたい!」

 今日は2/22。
 2が3つ並ぶ日。
 こういう日って、1年で、1/11と今日だけ……と思ったら、11/1もあるね(笑)。
 4つ並ぶのは11/11だけか〜。

 ちなみに、11/1は「寿司の日」です。
 寿司屋のセガレだから、小さい頃から知っていました。

 まあ、私は毎日が縁起の良い日で、2が3つ並んだ今日は特に縁起が良い日……だと思い込んでいます。
 思い込んでいるから、思いの通りにしかなりません。
 だから、今、これを読んでいるあなたは、幸運のお裾分けを受けているということ。
 ラッキーだね!

 そんな日だからこそ、今朝読んだ「とってもイイ話」を紹介します。
 知らなかったけど、世界的に有名な寓話なんだって。
 ちょっと長いけれども、全文引用します。

〜〜〜〜〜〜
 あるアメリカのビジネスマンは、医者からの指示を受け、メキシコの海辺の小さな村で休暇を取ることにした。最初の朝、会社から緊急の電話があったあと、眠れなかったので頭をスッキリさせるために桟橋まで歩くことにした。そこには、ひとりのメキシコ人漁師が乗った小さな舟がつないであった。なかには数尾のキハダマグロがあった。アメリカ人は、メキシコ人の獲物を誉めた。

 「そいつを釣り上げるのにどのくらいかかったのですか?」
 「ほんのちょっとだよ」メキシコ人は驚くほど上手い英語で答えた。
 「なぜもっと長く沖にいて、もっとマグロを釣らないんです?」アメリカ人が聞いた。
 「家族が食うだけは十分あるし、少しは友達にもやれるからさ」メキシコ人は獲物をカゴにしまいながら答えた。
 「しかし……あとの時間は何をするのですか?」

 メキシコ人は、顔を上げ、にっこり笑った。
 「朝寝坊するのさ。少し魚釣りをして、子どもと遊び、女房のジュリアと昼寝するんだ。それから、毎晩村をブラブラと歩いて、ワインをチビチビやったり、友達とギターを弾いたり。俺は結構やることがいっぱいあって忙しいんだよ、セニョール」。

 アメリカ人は笑って、そしてきっぱりした口調で言った。
 「ご主人、私はハーバード大のMBAを持ってるんです。だからあなたの手助けができますよ。あなたはもっと魚釣りに精を出すべきですね。もっと大きな舟を買うべきです。そうすればやがて数艘の舟が買えるし、漁獲量も増えるでしょう。ゆくゆくは釣り舟の船団のオーナーになれますよ」。

 アメリカ人は続ける。
 「獲物を仲買人に売らないで、直接消費者に売ればいいんですよ。そうすればそのうち自分で缶詰工場を開業できるようになります。あなたが生産、加工、流通を支配します。もちろん、この海辺の村を離れ、メキシコシティへ移る必要があるでしょう。それからロサンゼルスへ。最後にはニューヨークシティにね。うまく舵取りさえすれば、大企業を経営することができます」。

 メキシコ人は尋ねた。
 「でもさ、セニョール、それにはどのくらい時間がかかるんだい?」
 アメリカ人は答える。
 「15年から20年ですね。最長で25年です」。

 「で、セニョール、その後はどうしたらいいんだい?」
 アメリカ人は笑い出して言った。
 「そこが一番いいところなんですよ。時期を見て、株式公開をし、自社株を売り出すんです。あなたは億万長者になれますよ」
 「億万長者? で、セニョール、その後は?」

 「リタイアして、小さな海辺の村に住めばいいじゃないですか。そこで、朝寝をし、少しだけ釣りをして、子どもと遊び、奥さんと昼寝して、夜は村を歩き回り、ワインをチビチビやり、友達とギターを弾けば……」
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 本はこちら。
☆「週4時間だけ働く」
 
 こういう話を読むと、ホント、ガハハ笑いが出るんだよね〜。
 私がセミナーで言っていること、いつもこのメルマガに書いていることと一緒だから。

 自分では賢いと思っているアメリカ人と同じようなことを言っている人間は、実は「何〜も見えていないアホ」だということが分かるから。
 ホント「痛〜〜〜いヤツ」ですよ(笑)。

 数字や少々のお金ではなく、「ありたい姿」こそが真の目標である……という「真理」が書かれているから。


 イイかな、「ママ、抱っこ!」「ママ、お仕事行かないで!」と言ってくれる子どもの願いを叶えてあげるための最善の方法は、子どもと一緒にいる時間を増やすこと。
 「この子のために!」と、子どもとの時間を減らすのは、明らかな本末転倒なのよ。

 何年か経って、「ようやく抱っこしてあげられるよ!」なんて言ったって……「は? キモいんだよ」になっちゃうからね(笑)。