私はかつて、アホな指導者に言ったことがあります。
「お前が言っていることが正しいって言うのなら、それが書いてある信頼できる文献を見せてみろよ。無理に決まってる。そんなもん、存在しないから。
でも、オレが言っていることが正しいと書いてある本は、ウチの本棚にい〜〜〜っぱいある。いつでも来いや。イヤになるまで、いくらでも見せてやるから」。
そう、常にそう言いたいのです。
そして……先程まで読んでいた本には、こう書いてありました。
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……「もしあなたが自分の中にあるものを前に出せば、それがあなたを救ってくれるだろう。もしあなたが自分の中にあるものを出さなければ、それがあなたを破滅させるだろう」。
確かにその通りだ。自らを破滅させない唯一の選択肢は、本来の自分を前に出すことだ。
(中略)
……夢中でがむしゃらになって「今すぐやれ、今メールに返信しなければ会社がつぶれる。今が午前3時だろうが関係ない」という態度は明らかに、自分自身になるには間違ったプロセスだ。
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上記(中略)以降が、会社の教えだよね。
いわゆる「活動量」であり「保険屋なのだから」の教え。
著者が言うように、これは「間違い!」。
対して、(中略)の前は……受講生なら「ああ、三洞さんがいつも言っていること」「セミナーで言っていたこと」「最初のワークでやること」だとすぐに思う。
これが「正しい」教え。
あなたが日々受けている、いわゆる業界共通の教育は、どんな本を読もうとも「間違いです!」と書いてあるのよ。
しかし、自ら学ぼうとせず、給料のために居場所を得ようとして、それを偉そうに教え、強要する人間……人として最低の存在が、残念ながらた〜〜〜くさん存在するのです。
あなたは決して、そんな存在の被害者になってはいけません。