「お客様第一」って、どういう意味?

保険営業の本質

 「お客様第一」……お客さまがいなかったら契約にならないのだから、お客様が大切なのは当然のこと。

 しかし、単に「お客様第一」なんて唱えたって、何の意味もありません。
 契約が増えるわけでもないし、仕事のストレスが減るわけでもない。

 でも、こんなことを言う指導者、たくさんいますよね。

 「お客様第一に考えて、気合を入れて頑張って売れば、売れないはずがない!」

 ひっどいよな〜。
 呆れるばかり。
 何も言っていないのと同じじゃん!

 「売れないはずがない」どころか、こんなバカの指導を受けていたら、売れるはずがありません。


 ということで、正しいマーケティングの考え方に基いた「お客様第一」の意味をお伝えします。

 「お客様第一」……では、その「お客様」って、どんな人?
 この問いに即答できないのなら、「お客様第一」はお題目でしかありません。

 どんなビジネスでも、

 ●誰に
 ●何を
 ●どうやって売るのか

 を明確にしなければ話になりません。
 理論だの何だの、小難しいことではないですよ。
 ただの、ものすご~く単純な、基本中の基本。

 でも、その最初の「誰に」が答えられないわけですよね。
 典型的な「顧客無視」「マーケティング不在」です。
 売れるはずがありません。

 だから、保険営業の仕事を始めるにあたっては、最初にお客様を明確にしなければならない(ターゲット設定)。
 これが「お客様第一」の正しい意味です。



 「お客様第一」には、もう一つ、大事な意味があります。
 それは、「セールスのすべてのステージにおいて、お客様の立場に立った言葉を使う」ということ。

 ものすごく単純な言葉で比較してみましょうね。

 (A)生命保険は必要ですよ!
 (B)生命保険は便利に使えますよ。

 (A)は売り手の立場に立った言葉。
 でも、(B)はお客様の立場に立った言葉です。
 セールスのステージにおいては、常に(B)のような言葉を使い、(A)のような言葉を完全に排除する。
 そのことによって効率が上がる=売上を増やすことが可能になります。

 でも、台本もなしにテキト~に喋っていると(特に「応酬話法」などという、決してやってはいけないことを、ごく普通のことだと思っていると)、(A)の言葉ばかりを使うことになっちゃう。

 だから、セールスのすべてのステージにおいて、台本に書かれた台詞を、お客様の立場に立った言葉に置き換えなければならない……これが「お客様第一」のもう一つの意味です。

 要するに、お題目なんかはどうでもよくて、自分のビジネスについて、自分の頭でしっかりと考えることこそが、あなたの仕事なのです。

 その上で、考えるためには、正しい理論が必要です。
 パソコンを買っても、ソフトがインストールされていなければ使えません。
 あなたも、あなたの頭の中に、ストレス少なく楽しく売り続けるための正しい理論をインストールして下さい。