真の「目標」、真の「成功」

三洞の「これが言いたい!」

 あけましておめでとうございます。
 2022年も、1人でも多くの人が「楽しく長く売り続けるこっち側の世界」に来ていただけるよう、楽しく溌剌とやって行くつもりです。
 今年、還暦を迎えますからね。
 今まで以上に元気で若々しくやって行こうと思っています。

 さて、では新年の初めに相応しい「真理」を書きたいと思います。

〜〜〜〜〜〜
 ……仕事は生きていく上で不可欠なものであることは言うまでもありません。人生の多くの時間を費やすがゆえに、私たちの人生や幸福度にも大きな影響を与えます。
 働く人たちを対象にした研究で知られる米ペンシルべニア大学教育学大学院シニアフェローのアニー・マッキーをはじめとするさまざまな研究では、「幸福な人ほど有能な働き手である」ということがわかっています。
 その研究結果では、幸福度の高い社員の創造性は、幸福度の低い社員の3倍高く、生産性は31%、売上も37%も高いとされています。
〜〜〜〜〜〜

 とっても役に立つ研究結果だけれども、ここで大事なことがある。
 引用文中に「幸福度」という言葉が出て来るけれども、どういう状態が「幸福」なの?
 「成功する〜!」って叫んでも、その成功が何なのかを規定しないと意味はないのと同様、どういう状態が「幸福」なのかを、まずは知っておく必要があるのです。

 これは、現代社会……特に日本においてはわかりやすい。
 ストレスが少ない状態が「幸福」なのです。

 そりゃそうでしょ?
 来る日も来る日もストレスまみれの年収1500万の社長さんと、そこで働く、いつも楽しくポヨヨンと生きている年収500万円の社員さんだと……明らかに後者の方が幸せだからね。

 つまり、私がいつも言っているように、嫌なことを我慢してやる「ストレス多い売り方」は、やり方そのものが間違っているのよ。
 間違っているから売上も低くならざるを得ないし、もちろん幸せからも遠ざかるのです。


 年の初めに「目標」のようなことを書く人は多いよね。
 それが悪いとは言いませんよ。私もついさっきまで書いていたから。

 でも、その「目標」そのものが間違っていたら……例えば単に売上の数字だけを書いて、それが達成できたとしても、そのために日々「我慢」をしてストレスに耐えるのなら、そんなもん、全〜然幸せじゃないからね。

 ということで、結論。
 あなたにとっての「真の目標」は、「あなたがありたい姿」なのです。
 「なりたい」じゃないよ。「ありたい姿」。

 どういう状態が、ストレス少なく、より楽しく生きているということなのか……「こうありたい」と思える姿こそが正しい目標なのですよ。

 そして「成功」とは?
 それは「ありたい姿」に向かって前進し、それを少しずつ手に入れていく「過程」なのです。
 その「過程」を味わうことができると、幸福度は一気に高くなるのですよ!

 年初にあたって、まずはこのことをお伝えしたいと思いました。