大切なものを奪われる……

三洞の「これが言いたい!」

 セミナー受講後のアンケートの回答の定番は「もっと早く受講すればよかった」。
 膨大な数のアンケートをホームページにアップしてありますので、ご覧ください。

 このページはアンケートの5ページ目。
 1〜6まであるからね。

 そして。
 セミナーでは、主旨説明が終わった後、本論に入る前に自己紹介をしてもらいます。
 そこでの定番は「子供との時間をもっと取りたいと思った」。

 これは、私としてはとっても嬉しいことです。
 「売れるようになりたい」は当然なのだけれども、それだけだと、他の「こうすれば売れる!」という手法を伝えるだけのセミナー(でも、実際には全〜然売れない)の方が手っ取り早く見えて、それに騙されちゃう人が多いからね。

 そうではなく、「子供との時間」。
 私の最高のプライズは「子どもが小さい頃に、あんなに一緒にいた父ちゃんって、滅多にいないだろうな!」だからね。
 そういうところに共感して受講してくれるのが、私の本意なのです。

 息子のトシくんはもう27歳になったけれども、今の私には新たなプライズがあります。
 それは、「受講生の子どもとこんなに関わりを持っているセミナー講師って、まずいないだろうな」ということ。

 そもそも、受講後にこんなに受講生と関わっている講師なんて、私以外にはいませんよ。
 昨日も「三洞LIVE」にたくさんの受講生が来てくれたし、今日は午後1時から「ワークを進めるの会」の月イチ定例会。そして夜は「にわとり会」。
 明日は午後〜夜にかけて「コンサル塾」。
 受講生の顔を見ない日は、滅多にありません。

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 10/1は札幌でのセミナー開催だったから、3泊で札幌に行きました。
 受講生のさこ〜ちゃんがすべてのセッティングをしてくれました。
 相棒のおっぱい古川くんも新潟から来てくれて、とっても楽しかったです。

 セミナーの前日には3人で飲みました。
 「この3人って……嬉しいな〜」と古川くんが叫んでいたけれども、さこ〜&古川と会う時は、いつも人がうわ〜っとたくさんいるからね。3人だけで飲むのは初めてのことです。

 最初に出た話は、さこ〜ちゃんご子息の高校球児の話。
 甲子園に出場したのよ。
 さこ〜ちゃんも元高校球児だけど、何と、さこ〜ちゃんの母校も北北海道大会で決勝まで行ったんだって!
 北北海道代表で自分の母校が出て、南北海道代表でご子息が出るなんてのは……すごすぎることですよ。
 惜しかったな〜。

 その次に出たのはカンナとウ〜たんの話。
 古川くんの2人の娘さん。
 今年4月の沖縄合宿には2人とも来たけれども、古川くんが「カンナが来てくれたのは奇跡ですよ」と言っていました。
 中学生になって、騒々しいお父さんとは滅多に遊んでくれなくなっちゃったから、「来てくれて嬉しかった〜」のような話になったのです。

 スウ3と飲んでいる時もそうなんだけど、一緒に飲んでいたら、ほぼ保険を売る話しかしませんよ。
 なぜなら、それが一番楽しいから。
 でも、それ以外に出るのは子どもの話。
 当然だよね。
 なぜならそれが一番大切だから。

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 札幌には2人の新たな受講生が来てくれたけれども、どちらもお父さんで、息子が1人。
 子供は0歳と6歳。
 6歳児のお父さんは、自己紹介の時に「三洞さんが言うように、子供との時間をもっと取りたいと思って受講した」と言っていました。

 懇親会には札幌の受講生(松木)が遊びに来てくれました。
 かわいい娘ちゃん2人を連れて。
 慣れてきたら触ったり抱っこしたりしようと目論んでいたのだけれども……少しだけ雰囲気に慣れたあたりで、お迎えが来て帰ってしまいました。
 とっても残念です(笑)。

 9月の広島では、美貴が長女を連れて来ました。
 学校に行けなくなって、体調もすぐれず、お母さんは心配していたのだけれども、前夜の飲み会にも、セミナーにも、セミナー後の懇親会にも来てくれました。
 帰宅後、オレと会えて良かったと言ってくれたそうで……何もしてあげられなかったのにそう言ってくれたと思うと……泣きそうになっちゃいます。

 この子が以前、オレに手紙をくれたんだよね。
 自作のブレスレットとキーホルダーとともに。
 沖縄の史子の娘(カホ)からの手紙を見た時は「瞬間号泣!」だったけれども、美貴の娘ちゃんからの手紙とプレゼントは、ほのぼの〜〜〜と嬉しく、今でもキーホルダー(石)は、私の真正面の壁でいつも光っています。

 ZOOMでも、いつも受講生の子供の顔を見ています。
 どんどん大きくなるんだよな〜。
 でも、ママがZOOMをしていると割り込んで入って来る子も、ちょっと大きくなるとそういうことをしなくなっちゃう……。

 親にひっ着いて来てくれる「光り輝く時期」は、悲しいことにとっても短いのよ。
 そのかけがいのない大切な時を奪うのが、理論なき「活動量」という憎むべき言葉なのです。


 だからいつも言うんだよね。
 「こっち側の世界においで!」って。
 早く来ないと……子供はすぐに大きくなっちゃうよ。

 早くおいで。
 待ってます!