世の中の不幸を増やすもの

三洞の「これが言いたい!」

 昨日は朝から鼻水とくしゃみが止まらなくて……寒気までして来たから「ヤバい!」と思いました。

 ヤバいと思うのは、時節柄、当然だよね〜。
 熱があったら、今週土曜のセミナーはやるワケには行かなしね。

 でも、幸いなことに何度測っても平熱。
 とは言え大事をとるに越したことはないから、葛根湯を飲んで、体に効くアロマを嗅いで、体にも塗布して……。
 夜もワインを2杯だけ舐めて、早々に横になりました。

 おかげで今朝は珍しくオレにしては早起きで、気分爽快!
 ……単なる二日酔いだったのでしょう(笑)。
 洗濯をして、庭でストレッチをして、ついでにちょっとだけスクワットをして、本を50ページくらい読んで……今、これを書いています。


 今朝の読書(お勉強)は、興味深かったな〜。
 読んでいた本は、昨日と同じ「脳の本」なのだけれども、ストレスと脳の働きについて書かれていたのです。

 私の理念は「世の中のストレスを減らし、その分、幸せの量を増やす」。
 だから、ストレスに関する考察(実験結果)は、非常に興味が湧くのですよ。

 セミナー「我慢なしでも幸せになれる」では、「ストレスには2種類ある」と言っているのだけれども……イヤ〜、オレってホント、正しいよな〜。
 今朝読んだ部分にも、はっきりとそう書かれていました。

 2種類とは「必要なストレス」と「無用のストレス」。
 一概に「ストレス」とは言っても、すべてが悪いものではなくて、「必要なストレス」は、ないと生存できないのよ。

 獲物を求めてサバンナを歩いていたら、ライオンと遭遇して、目が合っちゃった……。
 双方、固まるよね。
 そこでは、短期的な強烈なストレスが発生する。そして瞬時に「どうすれば生き延びられるか?」を考える。
 もし、ストレスが発生せず、「あ、ライオンだ〜」なんて思っていたら……その人が獲物になっちゃうからね。

 こういうのが「必要なストレス」。
 あなたがサバンナの狩人ではなく、現代の日本のビジネスマンであっても、「あ、ヤバい!」と感じることがなかったら、交通事故の死亡者数はおそらく何十倍にもなっているはずです。


 対して、無用のストレスは、短期的ではなくて時間が長い。
 この認識には「なるほど! そうだよな〜」と思いました。
 で、この「無用のストレス」は、自分だけでなく、自分の家族の人生にも悪影響を与える……そんな例がわかりやすく提示されていました。
 それを読んだら、つくづく「オレの理念は正しいぞ! 邁進せよ!」と思いましたね〜。 
 
 わかりやすい例をあげると、
 「親が仕事のストレスを家に持ち込む度合いが多いほど、子供の成績と素行は悪化し、精神疾患にかかる確率は上がり、貧困に陥る可能性は5倍にもなる」

 ……恐いよね〜。
 でも、人間、そう強くはないから、ストレスを抱える仕事に就いていたら、ついつい家でもその不満を表してしまうものですよ。

 だからこそ「楽しく長く」なんだよね〜。

 沖縄のフミの娘のカホ(小学3年生)がくれた手紙は、嬉し過ぎたので、ちゃんと部屋の壁に貼ってあって……そこにはこう書いてあります。

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 三洞先生へ

 お母さんがすみともせいめいをやめて、三洞先生のところに保険を教えてもらって、なんだかおこる回数がへり、笑顔が多くなったような気がします。
〜〜〜〜〜〜

 今また、これを書いていて泣いちゃってるんだけど……フミみたいに売れていた天才でも、抑圧された環境下では、当然のごとくストレスが発生するんだよね〜。
 それを子供はちゃんと感じている。
 そして、笑顔が多くなったお母さんを見て、喜んでいる……。

 ……また泣いちゃったよ(笑)。
 でも、かわいいカホが、私の理念をそのまま言葉にしてくれて……そりゃ、何度でも泣いちゃうほどに嬉しいですよ。


 昨日も山形の女性(セミナー未受講)とZOOMで話をしたのだけれども、「“子育てには最適の環境よ”と言われて入ったのに……土日まで“わかば”に駆り出されて……入社前の話とは全然違っていました」と言っていました。
 地獄社における第1の被害者はセールスレディだからね。第2が契約者。
 
 とにかく、ストレスを与える会社や、ストレスを与える教えというのは、世の中の不幸を莫大に増長させるのですよ。
 だからこそ私は、そういう「憎っくき敵!」を、非難し続けるのです。