スランプの乗り越え方(書き直し! その1)

三洞の「これが言いたい!」

 昨日は会社の決算にあたり、亜由美先生と社員で「5か年・単年度計画」の策定を行いました。

 ……ということを、つい先日、受講生に何気なく言ったら、こう言われました。
 「何か……すごいですね! 三洞先生が亜由美先生と5か年・単年度計画を立てるって思ったら……どうやっても大成功しかしないですよね!」

 どうもありがとう。
 その通りです(笑)。


 とは言え、今季は初の減収・減益での決算でした。
 計画通りには行かず、去年よりもかなり業績が下がったということ。

 それでも、幸いなことにまったく困ってはいません。
 節税対策を行う必要がなかった……というくらいの認識です。
 さらには、節税対策で入った保険を半分解約することができたから、社員にボーナスを払うこともできます。
 もちろん、社員全員、来月から昇給です。

 減収の原因は分かっています。
 根本的には「やる気がなかった」からなのだけれども(笑)、具体的には「新しいことを何もやらなかった」から。

 受講生諸君、分かったかな。
 いつも言っているように、停滞は後退なのよ。
 断じて「活動量」ではなく、常に、楽しいと思える新しいことをやらないと、売り上げは増えないのです。
 これが私の言う「理論あるジタバタ」。


 生保セールス時代……特にソニー生命時代は、そういうことを「認識」できていなかったから、「自分としては原因不明」のスランプに陥ることもありました。
 28年の保険屋さん人生で3回ありました。

 3回の内の3回目は「原因不明」ではありません。
 単に、5年間仕事をしなかったから(笑)。
 仕事をしなかったのは、自分で決めてやったことなので、スランプではありません。
 5年経って、予定通り預金残高が寂しくなったので仕事をしようとしたら……仕事の仕方を忘れてしまって、リハビリに時間が掛かったのです(笑)。

 こういうのは、まさに「舐めてんのかよ!」だよね。
 アスリートと一緒なのよ。
 体も心も鈍っている状態で、いきなり以前と同じパフォーマンスができるはずがない……ということを分かっていなかったのです。

 バチが当たって、2年間、自転車操業でした。
 保険の契約者貸付で凌いでおりました(笑)。


 では、ソニー生命時代の2回のスランプの原因は……と言うと、当時の自分としては「原因不明」、今の私からすると「知識不足」なのです。

 最初のスランプは、典型的な「2年目の壁」。
 1996年のことですよ。

 でね、この1996年とはどんな年かと言うと……この年の12月25日に「7つの習慣」が刊行されたのよ!
 
 普通に勉強している人なら分かるよね。
 1996年の12月25日までは、世の中には「7つの習慣」すらなかったの!

 古川くんが私にインタビューしてくれているYouTube動画があるけれども……さすがだよね〜。彼は「その頃って、何〜もないですよね? そんな時代にどうやって?」のようなことを聞いてくれているのです。

 そう、何〜もない。
 文献もなければ、教えてくれる人もいない。
 もちろん、今の私の師匠であるダン・ケネディ、リッチ・シェフレン、マイケル・マスターソンなんて、日本においては影も形もない。
 そもそもその頃は、彼らだってジタバタを繰り返していた頃だからね。

 だから、スランプの原因が「知識不足」なのは当然なのだけれども、そこに気付くはずもないし、解消する術もない……。
 では、どうやってスランプを脱出できたのかと言うと……「運」です(笑)。
 2回とも、大きな契約がポンっと入って、それでスランプから脱出できました。

 (笑)を入れたけれども、大真面目に書いています。
 古川くんや沖縄の史子だと、「そうそう、その通り!」になると思います。
 運気を上げるような思考、言動に切り替えたから、個人契約ばかりの私なのに、それまでとは1ケタ違う保険料の契約が入ってくれたのです。
 

 これだけだと、受講生以外には「分からんぞ!」になっちゃうよね。
 でも、ここから先が長くなりそうなので、近日中に続きを書きます。
 お楽しみに〜。