目標設定 2つの間違い

生命保険営業の本質!

 今年から週に2日、「12時前に寝る日」を設定することにしました。
 元日の昨日が早速その日だったので、12時前に横になり、電気を消しました。

 おかげで今日は6時40分に目覚めました。
 今の時期だと、その時間はまだ薄暗いんですね!
 爽やかな気分で日課をこなした後、箱根駅伝を見ながら、これを書いています。

 さて。
 今日も、「今年の予定を立てるための準備」を引き続き行いますが、では「目標」はと言うと、一部は既に立ててあって、一部はまだ設定できていません。

 数字の目標は、会社の決算が9月だから、10/1に、林亜由美先生のMASコンサルティングで設定できています。
 「いくら稼ぎたい」などという雑駁なものではありません。
 前期の結果を元に、商品ごと(新商品を含む)の毎月の売上予測と、科目ごとの毎月の経費の予測を出し、それを積み上げて、「未来会計」を行います。

 だから、「目標」ではなくて、「計画」と言った方がふさわしいんですね。

 では、ソニー生命時代はどうしていたかと言うと・・・その頃から「積み上げ」で「予定」を立てていました。
 だから「1000万」とかいった「雑駁な夢見ちゃんの数字」ではなく、「1180万」といった数字を設定していました。
 そのおかげで、6年間の内(中途半端な半年間は除く)、予定を下回ってしまった年が2年あるけれども、毎年、ほぼ予定に近い数字をあげることができました。


 多くの生保セールスは、目標設定の際に、2つの間違いをしているんですね~。
 それは、正しい方法を教わっていないから(会社が教えられないから)、仕方がないのだけれども、でも、目標設定のやり方が間違っていると、目標を達成できないから・・・これは大問題なのですよ。

 1つ目は、数字を変えたいなら、やり方を変えなければならない・・・これを認識できていないということ。
 400万円の人が、同じやり方で「目標1000万」を掲げても・・・無理に決まってますよ。
 同じやり方で1000万を達成するためには、その人だけ、1日が60時間になる必要があるのだから。

 ・・・こう言われると、「ああ、そうか」って、わかるよね。
 無理なものは無理なのです。
 「頑張る!」とか、そういう問題ではないのですよ。


 もう1つは、数字は目標の中の1つでしかないということを認識できていないこと。

 生保セールスは、あくまで手段なのよ。
 何のための手段かと言うと、「理想の生活を手に入れるための手段」なのです。
 ・・・だよね?

 だから、数字だけを目標として掲げて、それを達成できても、幸せになれるわけではありません。
 「ありたい日々」を積み重ね、その結果として、1年後のあなたの「ありたい生活」がある。 
 それが正しい目標なのですよ。

 セミナー受講生は、「最も重要なワークだよ!」と、それをしっかりとやらされるけれども、その目標設定がされていなかったら・・・意味がないもんね。それは、目標とは言えません。


 こういうことは、明確な「理論」であり、理論に基づいた「スキル」なのです。
 正しい理論とスキルがないから、年末に「やっぱり今年もダメだった・・・」という悲しいことになるのですよ。

 あなたが2020年を幸せ多き年にしたいのなら、正しい理論とスキルを、ぜひ身に付けて欲しいと思っています。