保険ショップに行こう

生命保険営業の本質!

 サラリーマンならば、所長や支社長と呼ばれる人のように、何~も考えなくても給料が貰えるけれども(泥棒です!)、自営業者であるあなたは、「人がモノを買う」という行為について、常に関心を持ち、思考しなければなりません。

 ある人が「保険ショップに行こう」と思って、とある保険ショップに向かっているとします。

 ここで、そのショップは、売り上げの可能性が発生することになりますが、なぜ可能性が発生したかと言うと、

1、その人が何らかの必要性を感じた
2、その場所にその保険ショップがあるのを知っていた
3、保険ショップが何をしてくれるところなのかを知っていた

 最低限、この3つの要件が必要になります。

 で、保険ショップに行こうとしている人と、あなたの見込み客は、「別の人種」なのですが、今はそこには触れません。
 ただし、あなたも最低限、上記のことをしないと、「あなたのショップ」に人は来てくれない・・・ということになります。

 1の「その人が何らかの必要性を感じた」・・・これを読んで「あ、ニード喚起ね」なんて思っちゃったあなた・・・。
 全~~~然違います。
 笑っちゃうほど何~も分かっていないレベルです。

 そう言われてムカついたのなら、保険ショップの前に立って、アンケートを取ってみなさいよ。
 「保障の必要性を感じたから」なんて答える人・・・ほとんどいないでしょうね、きっと。

 似たような言葉が出るケースも、たまにはあるはずです。
 でも、突っ込んで聞いてごらんなさいよ。
 真意はまったく別の所にあるのです!


 その上で。
 あなたが考えるべきは、「なぜショップなの?」ということ。
 他にも選択肢はあるワケですよ。
 「なぜ、あなたじゃなくてショップなの?」を考えなければならない。

 「やっぱり、保険屋はしつこいって思われてるから・・・」なんて雑駁な答えは、ビジネスとは呼べません。
 そう言っちゃったら、「だから自分は売れなくても仕方ない」になっちゃうのだからね。
 
 ただし・・・考えなきゃいけないんだけれども、考えるためのソフトがインストールされていないと、一体何を考えたらよいのかさえ、わからない。
 LINEグループで、今朝、優秀な受講生が、他の受講生の言葉に対して、「・・・おっしゃることはすごくわかるのですが、セミナー受講前に言われたらわたしもちんぷんかんぷんだったかもしれません」と書いていたけど、今、これを読んで、まさにそういう状態になっちゃってる人・・・たくさんいると思います。

 そんなんじゃ、話にならないんだけどな~。

 そして、

2、その場所にその保険ショップがあるのを知っていた
3、保険ショップが何をしてくれるところなのかを知っていた

 これ、どうしてその人は、「知っていた」のかな?
 これは誰でも正解できると思います。
 広告屋風に言うと、「ショップの広告宣伝がその人に到達・定着していたから」。

 では、「生保セールスとしてのあなたの存在」を知っている人は、どれくらいいるのかな?
 それは誰なのかな? 十分な人数がいるのかな?
 その人たちは、あなたが何をしてくれるのかを、知っているのかな?


 この1~3が全然できていないと、「見込み客が見つからない」という、廃業に直結する状態に陥ります。

 「見込み客が見つからない」と嘆いているあなた・・・こういうことなのよ。
 わかったかな?