「成功」という言葉が不幸を呼ぶ?

あなたを売れなくする「間違った教え」

 昨日は「コンサル塾」の日でした。

 コンサル塾は、お金を払って自主的に参加するミーティングです。
 愚劣極まりない、時間の無駄でしかない、苦痛だらけのミーティングに日々縛られている人にとっては、5万円払って参加する月イチのミーティングなど、想像もできないでしょうね。

 私は数字の管理とか時間の管理とか……要するに自己管理ができない人間だから、そうした部分は林亜由美先生がしっかりと見てくれます。
 ただし、亜由美先生がすごいのは、数字の管理だけでなく、本質をズバッと突いた見事な指摘やアドバイスをしてくれるところにあります。

 ビジネスなのだから数字が必要なのは当たり前。
 でも、結果だけを見て「できた、できていない、どうするつもりだ?」ということをテーマにするのは「まったくの逆効果である」ということが脳科学的にも明らかになっています。

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 自称「ストレス研究家」である私は、無用のストレスを発生させる原因を4つ、特定しています。
 それは、

 1、既成概念
 2、他者依存
 3、勉強不足
 4、日々の言動

 です。
 そして、この4つの中にも、細分化された「無用のストレス発生源」が存在します。

 その中の1つに「明確に認識されていない、それらしい言葉」というものがあります。
 典型が「活動量」という言葉。
 活動なるものの中身が何だか分からないし、「量」なのに単位がない。
 メートルなの? グラムなの? リットルなの?
 まあ、究極の空疎な言葉なのよ。
 だからこそ、究極のストレス発生源になってしまうのです。


 「成功」という言葉も、正しく認識できていないとストレス発生源になってしまうのよ。
 ポジディブな言葉だし、これがストレス発生源になるなんて思ったこともない人がほとんどだと思います。

 でもね、「成功」があるからこそ「成功できていない自分」がある。
 「ミーティングで詰められる」なんてのがまさしくそれだよね。
 「なぜできないのだ!」という「成功できていない部分」にフォーカスしちゃうから、ストレスを生む。
 そして「成功」を正しく認識できていないから、些細な数字のために「嫌なこと」「嫌がられること」を「我慢して」「たくさん」やろうとする……。

 まさに不幸だよね〜。
 不幸への猛ダッシュですよ(笑)。

 今朝読み終えた本に「寝ずに努力したという武勇伝に騙されるな!」という一文があったけれども、「みんな頑張ってそうやってるのよ!」などという、まさに悪の伝道者でしかない言葉を発する人たちとは、縁を切らなきゃダメなのよ。

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 では、「成功」の正しい認識とは何かと言うと……「ありたい姿」。
 具体的に言うと「理想の平日」「理想の休日」。
 これを、明確に明文化する。

 そして、そこに近付いている「過程」こそが成功なのだ……と、アール・ナイチンゲールという人が定義してくれています。
 素晴らしい定義だよね〜。

 つまり、結果だけにフォーカスすると、ストレスが発生するのよ。
 「この売り上げをあげるために、嫌なことでも我慢してやる!」のような、成功とは正反対の方向に行ってしまう……。
 「ありたい姿」に、「今日も嫌で嫌で仕方ないテレアポを30件やりました」とか「職域で嫌な顔をされても、笑顔を通しました」なんて書く人はいないからね。
 つまり、成功の設定を間違えてしまうと、成功どころか不幸しか生まないのです。

 「2000万円売ったから成功」ではなくて、幸せな今日、幸せな明日の延長線上に「2000万、行った!」がなかったら成功じゃない。
 こういうことを正しく認識することが必要なのです。