心に響く言葉

生命保険営業の本質!

 1時間ほど前に、私のメルマガが盗用されたことについてをお知らせするメルマガを送信しましたが・・・穢れたものに触れたままだと、どうにも気持ちがスッキリしないので、マーケティング・レターを書かなきゃいけないのだけれども、「気」が良くなるメルマガを配信してから・・・と思いました。

 こういう時は・・・そう、小林正観さんですよ。
 本棚を見たら「心に響いた珠玉の言葉」という本があったので、早速引っ張り出してページをめくると・・・心洗われる言葉がたくさん出てきました。

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(p.29)釈迦のことば その1 「一切衆生悉有仏性」

 一切の衆生がことごとく有している仏の性、という意味のことばです。
 こんな話を聞いたことがあります。
 ある人が会社を経営していました。その会社は15年ほど続いていたのですが、その間、彼は社員に向かって怒鳴り、怒り、声を荒げて罵声を浴びせるといった毎日を送ってきたのだそうです。
 その職場には妻もいて、妻も朝から晩まで夫に怒鳴られ、怒られました。夫のほうは他の社員に対して示しがつかないと思っていたのでしょう。妻に対しては他の社員よりもさらに、きつくつらく当たったというのです。
 そしてその延長で、家に帰ってきてもやはり妻は怒られ、怒鳴られ、イライラの対象となり、15年そういう状態が続いてついにノイローゼ状態になりました。
 15年我慢したというのもすごいことだと思うのですが、15年経ってついに限度が来たのです。
 この助成は、誰もがにこやかで感じのいい、とても穏やかな静かな方だと思うような人なのですが、もうとにかく私の人生はこれで終わりだと考えるまえに思いつめたのでした。
 もう私の人生も終わりにしよう、もうこれ以上は我慢ができないと思ったある時期に、彼女は私の本に出会ったのだそうです。そして本を何冊か読み進むうち、淡々と生きるということを試してみよう、と思ってくださったのです。
 その後彼女は、ああだこうだと言わず、怒鳴られても怒られてもにこやかに「はいはい」「ごめんなさい」と言って、淡々と生きることを実践してみました。何を言われてもにこやかに「はい、わかりました。すみませんでした」と穏やかな笑顔で受け答えて、にこやかに生きるようにしたのです。
 すると不思議なことに、絶望の淵にいると思っていた彼女は、なんとかそれ以降も生き続けることができたのだそうです。
 妻がそういう状態に切り替えて3年ほど経ったときのことです。
 ある日、夫が外の景色を見ながらぽつりとこんな一言をもらしました。
 「世の中ってこんなにきれいだったのか。こんなに美しいものに囲まれていたのか」
 そしてそのことばの後に涙をはらはらと流したそうです。涙は後から後から止まることがなく、40分ほどは泣き続けたでしょうか。
 涙が全部出つくしたあと、また一言、こんなことばを言ったのだそうです。
 「これから怒るのをやめようかな」
 そのことばを発してから後、その夫は全くの別人になったといいます。涙を流してから3年間、一度たりとも怒っていないそうです。
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 みなさんに向けて書こうと思ったのに・・・本当にありがたいことです。
 引用していて、「あ、まさに私に向けた言葉だ」と思えました。
 天がこのページを開かせてくれたんだな~と思いました。

 「・・・なぜ戦いの日々であり、戦場なのかというと、競うから、比べるから、争うから、戦うから、抜きん出ようとするからです。そういう心を全部やめてしまう。人と比べることをやめる。競うことをやめる」
 「眼の前の人はすべて味方であり、全員が自分にとって、支援、応援をしてくださる方々です。別の言い方をすると、人生とはいかに周りの人を味方につけていくかの連続なのだと言ってもいいでしょう」
 「ありとあらゆるもの、生きとし生けるものを全部味方につけることが、我々にはできるようです」

 この後に、「釈迦のことば その2」として「利行」という言葉が出てきます。

 「自分のことだけを考えて、自分の夢や希望を実現するためにどうするかばかり考える人は、なかなか宇宙や神仏の応援をいただくことができないのかもしれません。
 考え方を180度変えてしまって、周りの人を潤わせる、周りの人を富み栄えさせる、ということを中心に考え始めると、回り回って自分のところに戻ってくるような気がします」。

 私は幸いにして、他人と競ったり、比べたりするような環境にはいないけれども、でも、もっともっと、私が常に「真の顧客第一」と言っているように、いつも、そしてまずは「受講生のために」を考えるような意識になろう・・・そう思えました。

 あなたもぜひ、「自分なら・・・」と考えてみて下さい。