2年間はつらくても仕方ない???

三洞の「これが言いたい!」

 かつて5年間ほど、起業関連のセミナーをしていたことがありました。

 受講に来る人は、当然、起業に興味がある人、または起業したいと思っている人。
 そこで質問するワケですよ。
 「いつ起業するつもりですか?」って。

 答えは……笑っちゃうんだよな〜。
 ほとんどの人が、見事に「2年後くらいには……」って答えるのです。

 その心理は、「1年後」だと「すぐに来ちゃうじゃん!」。
 「3年後」だと「遠すぎるよな〜」。
 だから「2年後くらいには」なのです(笑)。

 でも、正解は「半年後」。
 「2年後くらいには……」の人で、ちゃんと起業した人は見たことがありません。
 「本気で起業する気があるのなら、半年後に起業すると決めてください。今から半年後は○年○月だから、今、ノートにその日付を書いて、その日までに起業すると決めてください」と言います。

 でも、ここで手が止まる人が非常〜に多い。
 そういう人が「2年後くらいには……」の、夢見ちゃんまたは自己マンくんなのです。
 
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 昨日の夜、受講生とZOOM飲みをしていて、質問されました。

 「せんせ〜、『動けない人』っているじゃないですか〜。ああいう人たちって、なんで動けないんですかね?」

 彼女が言う「動けない人」っていうのは、例えば、今の環境(所属会社)のやり方がおかしいと思っていても、そこで我慢しちゃう人。
 自分の仕事のやり方を根本的に変えないと廃業は必至……と思いながらも、それまでの「断られ続ける活動」を続けちゃう人。
 私のセミナーを受けてみたいと思っていても、申し込めない人……。

 さらには、私のセミナーを受けたのに、何もしない人。
 私はイイのよ、受講料をもらっちゃっているから。
 私風に言うと「お賽銭をくれた人」。
 手間が掛からない、ありがたい存在です(笑)。

 でもね、ここまで受講後も受講生を構い続ける講師なんていないのだからね。
 ホント、余程お金が余っている人なのでしょう。

 こういう人たちは、「起業したい」って言いながら、常に「2年後くらいには……」って言っている人と一緒なんだよね〜。
 半年経っても1年経っても「2年後くらいには」。
 要するに「起業したい」という言葉は、「起業という道があるんだ」という言い訳、あるいは「なぐさめの言葉」にしか過ぎないのです。


 彼女の質問の「動けない人が動けない理由」は、根本的には「過剰なる自己防衛意識」。
 「もし失敗したら」の意識が強く、同時に「失敗するのが怖い」と思っているから、行動しようとしない。
 そして、自らその道を閉ざす言い訳を用意し、「だから『今は』仕方ない」という結論を引き出し、いつまで経っても「2年後くらいには」と言い続ける。


 でもね、それは、オレ風に言うと「何様のつもり?」なのよ(笑)。
 「そもそもあなた、すべて苦労なく楽勝でできると思っているの?」だからね。
 よく、「自信がないんです」と言ってくる人がいるけれども、それも同様。

 最悪なのが「こんな私にもできるのでしょうか?」という質問。

 「こんな私って、どんな私なの?」と聞くと、決まって、「経験が少ないから」「地獄社所属で何もわからないから」というような答えが返って来る。
 で、受講生できちんと売れるようになっている人は、誰もが「バリバリ売っているエリートセールスマンに違いない」と勝手に決めつけている……。

 「バリバリ売っているエリートセールスマン」の状態でセミナーを受講してくれた人なんて、ほとんどいませんよ(笑)。
 そうじゃないから受講するんでしょ?

 問題なのは、「こんな私」ってのは言い訳に過ぎないということ。
 その言い訳が「こんな私」って……その言葉が現実化するんだぜ?
 いつまで経っても、何歳になろうとも、「こんな私」と自分で表現してしまうような「私」であり続けるって……最悪でしょ?


 だから、そういう意識とは完全に決別して、「どんな私でありたいの?」という正しいマインドを持って、日々を過ごさないとダメなのです。
 イイかな、「2年後」なんてあっという間にやって来ちゃうけど、「2年後には〇〇」は、いつまで経っても「2年後」になっちゃうからね。
 「2年間はつらくても仕方ない」なんて思っていたら、2年後にも「あと2年間はつらくてもしかたない」になっちゃうからね。

 これが「真理」。
 分かったかな?