正気を取り戻せ!

こんな会社にいてはいけない!

 昨日は久々に受講生の顔を見なかったな〜……と思ったら、すぐに「ボケ老人かよ!」と思いました(笑)。
 「三洞LIVE〜楽しく売ろうよ!」をやったから、何人もの受講生の顔を見て、話もしたんだよね。おっぱい古川くんとも話したし。

 その後、5時になったからいつもの飲み屋に行って(最近、週4日は行ってるな〜。夕飯を食う場所になっている)、1人鍋を食って2200円で満腹&ほろ酔いになって(安上がりだよな〜!)、帰宅後は映画を2本見て(どちらもとっても良かった。「エリン・ブロコビッチ」は、いつものように最後にちょっと泣いた)、酸素風呂に入って寝ました。

 寝るときに、ふと「目覚まし、掛けてみようかな?」と思いました。
 水曜朝8時はおっぱい古川くんとさこーちゃんの「保険営業の楽しい学校」があるから、6時に起きて、しっかりと原稿を書いて、それからから見て……なんて思ったのです。

 起きたのはきっちり8時(笑)。
 まあ、間に合って良かったです。


 その中でさこ〜ちゃんが「個の時代」ということを言っていたんだよね〜。
 「土の時代」から「風の時代」になって……よく耳にするのだけれども、あんまり興味がなかったから明確に認識できていない……だから「風の時代」を調べてみました。

 ……私としては、「まさにそうだよな〜」でした。
 いつもいつも私自身が「耳タコ」で言っていることだからね。

 要約して言っちゃうと、「土の時代」から「風の時代」に移ったということは、「モノ」から「価値観」、「なりたい」から「ありたい」になったということ。
 さらに三洞風に言うと、「不自由と引き換えに安定を得る」時代から「自由を目指すことでストレスを減らし、幸福の量を増やす」時代になったということなのよ。


 その上で「個の時代」。

 上記を読めば、誰だって「風の時代」においては「個の自由」「個が優先」だということは何となく感じられるよね。

 私の場合、30歳の時だから……なんと30年前ですよ。1992年のこと。
 その時に、「これからは、各人が『個』をしっかりと意識しないと、世界は大変なことになってしまうぞ!」という、当時としてはかなり革新的な啓蒙書を読んだのです。
 当時のNECの関本社長という人が推薦していたから読んだんだよな〜。

 内容について、かなり感心したから、常に「個の時代」という意識があるのですよ。
 だから、「ああ、今になってようやく、世間にそういう認識が広まりつつあるのね」という感じなのです。

 で、つい最近読んだ「最高の生き方」という本にも同じようなことが書いてありました。
 30年前に読んだ本に出てくる「人は『個』を無くすと平気でヒドいことをする」ということを証明する「おぞましい実験」について、2019年刊行の本にも書いてありました。
 ほんと、「おぞましい」のよ!


 私が何を言いたいのか……受講生ならもう分かっちゃってるよね。

 生保セールス業界の、一社専属……特に地獄社の「人心統制方法」は、今だに「個をなくせ」だよね。
 時に「あなたは個人事業主なのだから」と言いつつ、会社(の手先のクズ人間)の都合に合わせて「〇〇生命の社員なのだから」と言う。
 そして「生保セールスなのだから」「金融マンなのだから」とも言う。

 さらに「こうすれば売れる。だからやれ!」と画一的は方法を押し付ける。
 しかもその方法は、正しい理論とは真逆の「あなたを売れなくし、不幸にするやり方」。
 それが出来ないと「使命感が足りない」……戦争や自爆テロと一緒です。

 おまけに、チンケすぎる詐欺会社になると、このご時世に「毎日のミーティング&帰社報告」。
 トドメには「採用こそが最重要!」……それは会社とお前にとってだけの話だろが!
 究極は「保険会社はどこも同じ」「でもウチの会社は最高!」というガイキチ思想を刷り込もうとする。
 最低の賃金、最低の商品、最低の福利厚生、最低の勤務形態にも関わらず……。

 ほんと、「おぞましい」よね!


 もういい加減、「個」を取り戻してね。
 正気に戻ってくださいということ。
 ガイキチ思想に染まったら、不幸にしかならないのだから。

 私たちの真の目標は「ありたい姿」なのです。
 「なりたい」ではなく「ありたい」。
 私はずっとそれを言い続けているけれども、「ありたい姿こそが真の目標」という定義は、私の指導者としての最大の社会貢献だと思っています。

 私としては「今さら」だけれども……いつだって「今が最新」「今が一番若い」のです。
 「もう遅い」はありません。
 1人でも多くの人が、一刻も早く「個」を取り戻して、「こっち側のまともな世界」で、「ありたい姿」に向かって進んで欲しいと願っているのです。