見た目で優位に立つ(5)

生命保険営業の本質!

前回の続きです。

「見た目で優位に立つ」・・ほとんどの人が、一瞬で優位に立てるほどの圧倒的な「見た目」を持ってはいません。
同時に、対面しているお客様も、「優位に立たれてる~」と具体的に思うわけではない。

つまりは、微差であり、小さな感情の積み重ねが、深層心理に「この人のいう事を聞かないとマズい」という意識を発生させる・・・これが「見た目で優位に立つ」ということです。

そういう世界、そういうレベルで、私たちは仕事をしているのです。

ダン・ケネディおじさんも、こんな風に言ってます。

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「自らを美しくパッケージングせよ・・第一印象を支配する物がビジネスを制す」

「あなたの身に付けているアクセサリー、持っているブリーフケース、持っているペン、乗っている車のすべてが一体となり、あるメッセージを伝えている」

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そして我らがジョニーちゃんは、かつて私にこう言いました。

「三洞さん、オレがどれだけ考えてこういう格好をしているのかってことを、あいつらは全然わかってないんですよ!」

そう、
「美しくパッケージング」なのです。
「すべてが一体となり、あるメッセージを伝えている」のです。
「どれだけ考えてこういう格好をしてるのか」
なのです。

「身だしなみ」などという幼稚園レベルの話ではないのですよ!


この辺の話を専門的に言うと「ポジショニング」という言葉になります。
相手に対して自分をどういうポジションに置くか?
「御用聞き」「いつでも会える人」「買って欲しくてへりくだっている人」のポジションに居ては、モノは売れません。

その意味でも「身だしなみ」という言葉は、大いなる危険をはらんでいるのです。
相手に不快感を抱かせない清潔感・・これは単なる「常識」であって、ビジネスレベルの話ではありません。
「身だしなみ」という言葉には「嫌われないように」というニュアンスが多分に含まれています。

あなたもそういう感覚、持っていませんか?
セミナーでも、受講生から、そういう話、よく聞きます。
例えば「派手な服装をすると、嫌われると思ってた」みたいな。

「嫌われないように」・・これではいきなり「下のポジション」ですよ。
「買って欲しくてへりくだっているいる状態」ですよ。

これは、典型的な「売れないポジション」です。
だから「身だしなみ」などという言葉は、排除すべきなのです。

・・・続きはまた明日。
いよいよ明日あたりで「見た目」の話は終了かな?