「仕方ない」が廃業を招く

三洞の「これが言いたい!」

 久々のメルマガです。
 2週間以上ぶりです。

 配信の間隔が開いてしまったのは、マーケティング・レターを書いていたから。
 さすがに今月は早目に入稿しないと、スケジュール的に間に合わないし、カレンダーと同封する人もたくさんいるからね。
 だから、一昨日、無事に書き終えました。

 昨日は意味不明のグダグダで、仕事せず。
 今日の配信となりました。


 マーケティング・レターは、私の仕事の中で、「時間あたり売り上げ」がダントツに低い、まあ、最も割りに合わない仕事だけれども……ライフワークだと思って続けます。
 ただし、書くのが負担になってきたのも事実なのですよ。
 書くことは楽しいから問題ないのだけれども、他の利益率の高い仕事を圧迫するからね。

 ここで「でも、仕方ない」と思ってしまうと……ビジネスは後退してしまうのです。
 「停滞」って、実は「ない」のですよ。
 前進するか後退するかのどちらか。
 だから、「マンネリ化」なんてのはまさに危険な徴候で、自分では停滞しているように感じても、実際には後退が始まっているのです。

 だから「仕方ない」とは決して思ってはいけない。
 「何とかしなくては!」と考えなきゃいけない。

 最悪なのは、考えることをせずに、「もっと仕事時間を増やす」と思ってしまうこと。
 それをやると「時間あたり売り上げ」は、さらに下がってしまいます。
 そして、利益と幸せの量が減ってしまいます。
 これが「活動量型セールス」の世界です。


 でも、会社の教えは、すべてが「仕方ない」でしょ?

 「断られてもくじけるな」なんてのはその典型。
 これは「断られても仕方ない」ということ。
 そして、こうした「仕方ない」は、そのまま「生保セールスなのだから、嫌な思いをしても仕方ない」という思考に直結して行く……。

 そう思っているのだから、必然的にそれが現実化する。
 ……あなたの不幸を生み出すのです。

 テレアポ、飛び込み、職域訪問も一緒。
 こうしたことを強要、推奨するのは、「生保セールスなのだから、人から嫌われることをやるのも仕方ない」と言っているのと同じ。
 だから、必然的に「嫌われる」。
 嫌われることをしておいて、商品を買ってもらおうなんて……図々しいにも程がありますよ。


 「仕方ない」の枕詞は、常に「生保セールスなのだから」ですよ。
 あなた、そんなクソみたいな仕事をしているの?
 だったら、辞めた方が幸せだよね?
 だから、93%の人が、本能的に危機を感じて辞めて行くのです。
 なぜなら、それが必然だから。

 つまり、いわゆる会社の教えは、ホント、人を不幸にしかしないのですよ。
 だから私は、声を大にして「フザケルナ!」と言い続けているのです。