生保セールスにとっての「新しい日常」

生命保険営業の本質!

 受講生の大阪の荒ぽんが、素晴らしいメッセージをくれました。

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 おはようございます。
 進化論の感想を送ります。
 3000字くらいなので少ないかもしれませんが、メルマガの原稿にお使いください。

【生保セールスにとっての「新しい日常」】

 あなたはもう『生保セールス進化論』を読んだだろうか?
 この本の中には、楽しく長く売り続けるための心得とヒントがたくさん書かれているので、ぜひ多くの生保セールスに読んでもらいたいと思います。
 まだ手元にない場合は、すぐに申し込んでほしい。
 このような本が無料でもらえるなんて、こんなに素敵な贈り物はなかなかありませんよ。

 今回のコロナ禍で、日本だけでなく世界の至る所で甚大な影響がでています。
 関西の某百貨店を例に挙げるならば、国内でちらほら影響が出始めた2月の時点で、売上の昨対比が6割減という悲惨な状態でしたが、事態は修復せずに3月以降は外出自粛や緊急事態宣言の影響もあって目も当てられない状態になっています。
 飲食店をはじめホテルや観光地についてもご存知のとおりで、日を増すごとに全国レベルで経済がシュリンクしているのを感じています。
 生保業界も例外ではなく、会社によって「営業自粛」「営業禁止」のニュアンスは若干差があるものの、実質的に営業ができなかった(もしくは大幅に制限された)方が多かったのではないでしょうか。

 誤解を恐れずに言えば、今回の件は、生保セールスにとっては良かったんじゃないかと思っています。  
 少なくとも、僕はそう認識しています。
 もちろん、亡くなられた方もいるし、今この瞬間にも辛い目に合っている方々がいることもわかっています(現に僕の周りでもいる)。
 けれども、僕が生保セールスというビジネスをするうえでは、コロナ禍の前と後の3つの変化によって、「良いことだらけ」のように思うからです。

 その3つとは、世間・会社・自分を指します。

<世間の変化>

 「クラスター」「オーバーシュート」「ソーシャルディスタンス」「密」・・・今となっては知らない方がおかしいと思われるくらい一般的な用語になってしまいました。
 街を見渡せばマスクをつけている人ばかりで、お店に入るや否やアルコール消毒と検温を求められる。 
 某百貨店の入口には「ご入店にはマスク着用が必須です」と大きく書かれていて、ドアの付近ではサーモグラフを使用して入店者の体温をチェックしていました。
 毎年どれほどインフルエンザが流行したとしても、こんな状態にはなっていないでしょう。
 商業施設の入店制限なんて、正月の初売りの時くらいしかあまり見る機会がないのですが、今では普通にやっていることです。

<会社の変化>

 「テレワーク」という単語は以前からありましたが、これまでは多くの企業にとって現実世界とはかけ離れた絵空事のように思われていました。長時間、満員電車に揺られて出社するのはあたりまえで、自宅からミーティングに参加するなんてとんでもないことで、それは一部の先進的なIT企業のみがやっていること(できること)だと思っていました。
 それが今ではどうでしょう?
 WEBによる打ち合わせや会議が、推奨どころか必須となっている状況です。
 また、紙による手渡しが原則だった業務も、オンラインによるペーパーレス化が一挙に進んでいるように感じています。

<自分の変化>

 ここ2ヶ月ほどは飲食店の営業時間が短縮されていたので、飲みに出歩くことはそう多くありませんでした。
 「巣ごもり生活」と言われるように、自宅にいる時間が増えた分、読書や勉強の時間が増えました。
 外出自粛が続いていたので、毎週末になると本屋のレジは大行列。片手ではつかめないくらいたくさんの文庫を抱えているサラリーマン、レシピ本と漫画本を数冊カゴに入れているOL・・・彼らにも同じように、いつもとは違った週末が訪れたことと思います。
 また、それは必然的に家族といっしょに過ごす時間が増えたということ。
 この3月末に僕の友人に子どもが生まれたのですが、彼の勤めている会社がちょうどそのタイミングでテレワークになったので、「結果的に主夫になれたから奧さんがすごく喜んでいる」と笑いながら話してくれました。

 このように、自分を含め周りの環境は大きく様変わりしています。
 コロナウィルスは、年齢・性別・人種に関係なく誰にとっても平等に振舞うため、例外はいません。
 ということは、コロナ禍で生じたインパクトは局所的ではなく、社会全体に影響を及ぼすということです。
 これをどう捉えるかは別にして、僕だけに降りかかることではなく、この記事を読んでいるあなたにとっても同じことなんです。

 どう捉えるか・・・そう、だから僕の場合は、それが「良いことだらけ」なんです。

 まともな生保セールスパーソンにとっては、もはや害悪でしかなかった朝礼やミーティングは一気に少なくなりました。
 それに、朝礼やミーティングなど大した意義をもたらさないということが完全に証明されました。
 なぜなら、今までは社内で固まってやることで何となく意義のあるようなイメージを抱きがちだったのが、リモートになることでそのようなイメージが完璧に払拭されたから。
 もともと、単なる惰性だけで意義などなかったのだから、あたりまえの話なんですが、多くの生保セールスがこれに気づき始めたのは、とても良い傾向です。

 同じことは、対面営業のあり方についても言えます。
 これまでは、「人と会う」のがあたりまえのように感じられていましたが、そんなことは全くないということがわかりました。
 たとえば、新規契約の際の面談はオンラインで簡単にできるようになりました。飲み会だってオンラインでやれてしまうんだから、普通の会話がオンラインでできないはずがありません。
 この「オンライン」という仕組みは双方向性を伴うので、自分だけ環境が整っていてもダメなんですが、今はどうです? 周りがみんなその環境にあるし、むしろそれを歓迎してくれますよね。
 実際に会わなくても成立するように変わってしまったのです。これは劇的な変化でしょう。

 また、給付手続きや名義変更等の保全活動は、書類を送って電話かメールをすれば済みますよね?
 あなたのお客さんは、その対応にクレームを言ってきますか?
 このご時勢、歓迎こそされても、文句を言う人はいないでしょう。
 このことから、「会って面前で手続きすることに意義がある」なんて思っていたのは、単なる幻想でありエゴであるということがわかりますね。
 これも、とても良い傾向ですね。

 結果として、無駄な時間が減って、自分の時間や家族と過ごす時間が必然的に増えますよね。
 これがイヤだと否定する人、います?
 だから、僕は「良いことだらけ」だと言うのです。

 人に会えないからこそ、会わずに済む方法を考える。会社に行けないからこそ、行かずに済む方法を考える・・・これらについて思考を巡らす時間は、生保セールスにとって重要なことです。
 しかし、そのためには「理論」が必須です。
 理論とはコンピュータを管理するOSのようなものです。iPhoneが使う側の意図したとおりに動いてくれるのは、iOSというOSがインストールされているからです。それなしでは、アルミやコバルトなどの寄せ集めに過ぎません。「理論」がなければ、考えようにも考えられないのです。

 『生保セールス進化論』には、そのヒントがたくさん書かれています。
 僕はこれまで、生保セールスに関する書籍をたくさん読んできましたが、「見込客の見つけ方」について理路整然と体系的に書かれているのは、この本以外にはありません(あるというなら、ぜひ紹介してほしいです)。

 あなたがもし、苦しくストレスに満ちた「元の日常」ではなく、自分と家族が幸せになれる「新しい日常」を叶えたいと願うのなら、ぜひこの本を手に取って読んでみてください。
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 荒ぽん、本当にありがと〜!