フェイスブックで売れるんですか?

生命保険営業の本質!

 今、自律神経を少々痛めております。
 約20年ぶりだったけど(ほんの一時期、出ちゃったことはあるけど)、当時よりも体力的低下がかなりあるから、正直言って、結構キツかったです。

 今は急速に復活しているのを実感しています。
 なぜなら、「三洞のMarketing Newsletter」を書きながら、休息時間にメルマガを書けるようになっているから。
 イッパイイッパイの精神状態だったら、そんな気にはなれないですからね。 

 でもね、本当にありがたかったのは、信頼できて優しくてかわいい社員が2人いてくれたことです。「2人がいなかったら、マジで無理だった!」と、明らかに思います。

 だからこそ言いたいのは、私は今は社員がいてくれるからイイけど、ソニー生命時代はもちろんのこと、独立してからもずっと一人ビジネスだったから、その状態は、実は「薄氷を踏む」ようなものだということ。
 実際、世の中の中小企業以下のビジネスは、「会社の最強の営業マン」である社長が入院しちゃったら、業務が停滞してしまうレベルのビジネスですからね。
 当然、個人事業主である生保セールスは、もっと切迫した状況なのですよ。

 そういう状態で、他人のライフプランだの将来だの保障だのについて語ろうとしたり、老後だの、家族への思いだの何だの言ったって・・・「何を偉そうに!」「勘違いしてんじゃないの?」でしかありません。

 こういうのが「世間の常識」。
 それを無視して、会社の都合を押し付けようとするのが「生保業界の非常識」。

 非常識なものが受け入れられるはずがありません。
 このことをあなたも明確に認識しましょうね。

 ということで今日は、最近の質問で最も多いものについて、回答します。



 「フェイスブックって、使えるんですか?」
 「フェイスブックで売れるんですか?」

 簡単明瞭に答えましょう。
 「使えません」「売れません」・・・以上です。

 この、冷たく突き放した回答で終わっちゃったら記事になりませんから、もちろん続きがあります。
 それは「あなたの場合は使えません」「あなたの場合は売れません」です。

 今まで、何十人もの人から、同じような質問をされました。

 「ブログで売れるんですか?」
 「ホームページで売れるんですか?」
 「メルマガで売れるんですか?」
 
 私はソニー卒業以降16年間、ブログとホームページとメルマガだけで、表彰される程度には売り続けて来たけれども、この手の質問をしてきた人で、ブログやホームページやメルマガで売れた人を1人も見たことがないから、「売れません」と言い切っちゃうのですよ。

 こういう質問をする人って、「売れるのなら、ちょっとやってみようかな」って思ってる・・・。
 で、「売れるよ」という言葉を聞いてブログを開設するのですが・・・誰もが1ヶ月程度で記事を更新しなくなる。
 理由を聞くと「効果がなかったから・・・」

 フザケンナ!です。
 ナメちゃいけませんよ。「正しい方法を知って」「きちんと、しつこく」やらなかったら、時間の無駄にしかなりません。
 そりゃそうですよ、メシの写真をチョロっとアップしたり、「渋滞中」「人身事故で電車が停まった」なんて記事で契約が取れるなら、廃業する人なんていませんから。そもそも、お前が昼飯に何を食ったかなんてことに、誰も興味を持たないしね。

 では、フェイスブックという「メディア」は使えないのかと言うと、正解は「ものすごく使えます!」です。

 今、ゴールデンウィークの真っ只中ですよね。
 あなたはバンに乗ってホットドックを売っているとします。
 どこでも営業可能だとしたら・・・どこで売ります?
 誰だって、たくさんの人が集まる観光スポット・レジャースポットで売ろうとするでしょ?

 フェイスブックとYouTubeは、今、そういう「場所」なのです。
 今、お店を出さないともったいない場所。
 だから「ものすごく使える」のです。

 では、どうすれば「使える」のかと言うと・・・それを書いたら、いくら書いても書ききれないから、この本を読んで下さい。

「ダン・ケネディのフェイスブック集客術」

 さすがダン・ケネディ、本の帯の推薦文が、ブライアン・トレイシーとヤニク・シルバーとリッチ・シェフレンの超大御所3人ですよ!(3人を知らないなんてのは、ビジネスマンとして話になりません)

 もちろんダン・ケネディの本だから、対面ビジネスにもそのまま使えます。
 例えばこんな感じ。

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 確かに、質問を投げかけるのは、見込み客をどのように手助けできるかをあなたが見極めるための方法である。だが、見込み客が、質問が販売へと導くための戦略に過ぎないと思っている場合、ニーズに焦点を合わせた質問では、見込み客を安心させることはできない。
 (中略)
 つまり、「イエス」に到達するのと同じように効率的に「ノー」に到達できれば、よりふさわしい見込み客との生産的な時間が増えることになる。
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 ということで、この本を読んで正しい方法を学んだら、所長やマネージャーに「フェイスブックを使ってみようと思う」と言ってみましょう。
 ほぼ間違いなく、

 「そんなことやったって売れないよ〜」
 「そんなことしないで・・・テレアポやろうよ〜」
 「無理だよ〜、コンプラ違反になっちゃうよ〜」

 といった答えが返ってくるでしょうね。

 「売れる20%組」に入りたかったら、会社の教えとは真逆をやればイイだけ。
 だから、こんな答えが返って来たら、「よし! やっぱりフェイスブックは使えるメディアなのだ!」と確信を持つことができます。

 使えるメディアをガンガン使って、効率的に稼ぎましょう!