「全体像」の大きさを知る

生命保険営業の本質!

  昨日は2人の受講生に、見込み客(&重要な紹介元)を紹介しました。

 勝手に飲み屋でアプローチして、話をつけて、同席して紹介してあげて、おまけに余分に飲み代を払ってる・・・こんなセミナー講師、絶対にいませんよ。
 ホント、オレはイイ人なのです。

 ということで、この本を題材に書きます。
 「現代広告の心理技術101」

 いつもセミナーで、受講生から、「三洞先生は、メルマガやブログで、無料でたくさんの情報を出しちゃっているけど・・・『気前が良すぎて、大丈夫なのかな?』と思う」みたいなことを言われます。

 お気遣いはありがたいけれども、でもそれは大丈夫。
 「ウチの子」になったばかりだからそう言うのであって、受講後、セミナーの内容に沿って、「楽しく長く売り続けるための活動」を始めるようになると、誰もがこう言います。
 「惜しげもなく情報を出しちゃってるけど、断片だけじゃ無理ですもんね」って。

 そう。全体があって、部分がある。
 ベルトコンベアがあって、部品があるのと一緒。
 部品は、ベルコトンベアを正しく動かすためにある。だから、いくら精密な部品を手にしていたって、ベルトコンベアの適切な位置にセットしなければ、ベルトコンベアは稼働せず、製品(=契約)は生まれないのです。

 ・・・ということなのだから、今回も惜しげもなく「本質的なこと」を語っちゃうと、会社は雑駁に「活動量」と言うけれども・・・「その『活動』の中身は何なのか?」と聞くと、「人と会え」ぐらいのことしか言えない。
 でも、「どうやったら見込み客と会えるのか?」については・・・何〜〜〜も「語れない」。
 なぜなら、バカ過ぎのくせに学ぼうとしないから・・・結局、何〜〜〜も分かっていないから、語れるはずもないのです。

  正しく言うと、「活動」とは「広告宣伝活動」なのよ。
 そこに、あなたの仕事時間の約90%が費やされる。

  って言うと・・・これだけでも話が一気に具体的になるよね?
 これが「マトモなビジネスレベル」の話。
 「活動量」とか言うのは、ガキの遊びレベルの話。


  この本は「現代広告の心理技術101」だから、全編、「売れる広告はどうやって作るべきなのか?」について書かれています。
 ということは・・・あなたの仕事時間の約90%が「広告宣伝活動」なのだから、「あなたの仕事のかなりの部分に寄与する本」と言えます。

 その上で、どんなことが書かれているのかと言うと・・・

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
【CHAPTER1】人々が本当に求めているもの(三洞注:基本的な理論)
【CHAPTER2】相手の頭の中に入る方法〜消費者心理の17の基本原則
【CHAPTER3】買わずにいられなくなる秘密のテクニック〜買わせるための41のテクニック
【CHAPTER4】ホットリスト〜レスポンスを急増させる101の簡単な方法
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

  念のために言っておきますが、この本に書かれていることだって、「生保セールスとしての基本装備」の一部でしかありません。
 私のセミナーのレジュメで言うと、全部で90ページ(&付録)の内の、せいぜい5〜6ページ分の内容についてのみ、より詳細に書かれている本なのです。

  そうであっても・・・「17の基本原則」「41のテクニック」「101の方法」なのよ。
 会社で受けた研修に、こんなにたくさんの項目があった?
 具体的な「買わせるため」「レスポンスを急増させるため」の話があった?


  こうしたことを考えると、「会社の教え」と、「正しい全体像」では、「地球と太陽系」みたいな違いがあるのよ。
 会社の教えでは、全体像なんて全〜〜〜然見えないし、想像すらできない。
 全体像が見えなかったら・・・精巧な部品も何の役にも立たないし、ベルトコンベアは稼働しない。

  こういうのを「認識を新たにする」って言うんだよね〜。
 「視界が開ける」だし、「目からウロコ」ってこと。

 だから、「全体像」の大きさを少しでも「感じる」ために、「精巧な部品」であるこの本を読むことは、とっても効果があるのです。