見込み客が見えない・・・

生命保険営業の本質!

 前回は「先の見えない不安」というタイトルでメルマガを配信しました。

 今回はさらに突っ込んだことを書きますが・・・「先が見えない」って、イヤだよね〜。
 ストレスが発生し続けるし、大抵の場合は悪い方向に行っちゃう。

 その結果、3年以内に93%が廃業・・・。
 でも、会社の教えそのものが、あなたを廃業に追い込むものなのだから、必然の結果なのです。
 要は、あなたがその被害者でいることを選ぶか、そこから脱出することを選ぶかでしかありません。


 ということで・・・。

 前回のセミナー受講生が言いました。
 「先生、ブログやメルマガで、かなり気前良く、タダで情報提供しちゃってますよね。私、『イイのかな?』って思った」。

 そう、これは受講生も言うのよ。
 ただし、受講して、セミナーの内容に沿ってある程度やると、分かるのです。
 「ああ、表面上のことしか分かっていなかった」
 「勘違いしてた」
 「それだけやってもダメなんだ」
 ってことが。

 そこで、セミナーのレジュメに書かれていることを、トータルにきちんとやろうとする。
 そして、ちゃんとやった人は、レジュメに書かれていることの3割ぐらい、できるようになる。
 そうすると年収2000万・・・ということになるのです。

 だから今回も、とっても重要なことを惜しげもなく開示します。


 「先の見えない不安」の中で、真っ先に出てくるのが「見込み客が見えない不安」。
 そう。見込み客が見えないから、売れなくて廃業に至るのだからね。

 でもね、正しいマーケティングプランというのは、まずは序章(環境分析、市場分析)があって、その後、本論が始まる。
 その本論の<1>は、「ターゲット」。
 まずは、「お客さんはこういう人」から始まる。

 これが真の意味での「顧客第一」なのです。
 会社がお題目のように唱えている、嘘っぱちの「顧客第一」とは全然違う、正しい理論に沿った「顧客第一」なのよ。

 会社の腐った教えは、「誰でもイイから売ってこい」だよね?
 ひどい場合には、「犬猫以外は全員見込み客」・・・。

 こういうのを「顧客無視」「顧客蔑視」と言うのです。
 婚活パーティーに行って、いきなり、「誰でもイイから、とりあえず一発やらせてくれる女、手を挙げて!」と叫ぶのと一緒。
 こういう事ばっかりしているから、保険屋は嫌われるのですよ。

 御大村上さんは、「保険の話を聞いてくれなんて言うのは、合コンで最初からパンツ下ろしている変態男と一緒」と表現します。
 上手いこと言うよな〜。


 あのね、ターゲットの設定ができていなかったら、「見込み客が見えない」の状態に陥るのは当然だよね?
 だって、あなたに見えていないのだから・・・見えるはずがない。
 そして、「保険の話を聞きたい人」などという「存在しない人」をアテもなく探すハメになる。
 その結果・・・廃業です。


 「まずはターゲット設定」・・・これはマーケティング上、必須かつ最重要な事項だけれども・・・ここで書いちゃっても何〜〜〜も問題ありません。
 だって、「では、どうやってターゲット設定するの?」については、書いていないからね。
 到底書ききれないし。

 問題ないということは、受講生はすぐにわかるのよ。
 ターゲットの話が出て来るのは、セミナーが始まってから5時間ぐらい経ってからだもんね。
 そこまでの話を聞いた上で、ワークの1〜4までをやってから、ようやくターゲット設定に至る。

 それでも多くの人が、ピント外れの答えを出して、私に指摘されて、「あ、そうか!」と気付くのだからね〜。
 このメルマガだけを読んで、「よ〜し、やってみよう!」ってなったって・・・到底無理なのです。

 
 「・・・これが、ターゲットのことをよく知っておかなければならない、大事な理由です。彼らは自分たちのことを『よく知っている人』を求めているのです」。

 ダン・ケネディの言葉です。

 受講直後で、まだ「腐った会社の教え」が払拭できていない人が、アンケートに、「FFしないで、どうやって提案内容を決めるのですか?」のようなことを書くケースが時々あるけれども・・・それは、一瞬で「あ、そうか」で終了します。

 「ターゲット設定ができていたら、そういう人が見込み客になるのだから、既に分かってるだろ? 分かってないから聞く必要が生じちゃうんだろ?・・・だから売れね〜んだよ」。

 ダン・ケネディが言うように、自分のことをよく知らない人の言うことなんて、信用しませんよ。
 「だからFFしろ」と言うのは、合コンの席でパンツ下ろしている男と一緒。
 ただの変態です。根本的に間違ってるのよ。

 そうじゃなくて、「何も言わなくても、あなたのことはよ〜く分かってますよ。なぜなら私も一緒だから」・・・こう言える人から、見込み客は保険を買おうと思うのです。