先日、受講生がマネージャーさんを連れて、遊びに来てくれました。
ま~、ホント、無責任極まりないマネージャー役の人がほとんどだから、セミナーに来てくれたのは、今までで5人程度しかいません。
そんな中、先日来てくれた人は珍しくて、自分が会社の研修を受ける前に私を見つけて、動画や記事やメルマガをしっかりと見ていたから、採用した子に、「会社の教えはヤバいから」と言って、私のセミナーを勧めてくれたそうです。
こういう人ばかりだと嬉しいんだけどね~。
ということで、お勉強です。
「生命保険」と言っただけで多くの人から敬遠されるのには、2つの理由があります。
1つは、ほとんどの人が、セールスがしつこいと思っているから。
もう1つは、ほとんどの人が「生命保険は難しくて面倒だ」と思っているから。
だから、前回のメルマガに書いたように、相手が「難しい」と思うことや、知らないことを言うと売れないのよ。
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「情報が豊かになると、注意力が乏しくなる」・・・ハーバード・サイモン(1978年ノーベル経済学賞受賞)
・・・多くの情報を伝えすぎると、メッセージの受け手の作業記憶は過負荷になり、相手を説得するどころか混乱させてしまう。
(中略)
実際、認知バイアスの4分の1が「情報過多」に分類される。効果的に説得するには、本当に伝えたいことだけを話し、メッセージを複雑にしたり主張を弱めたりするような情報を追加してはならない。
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これも前回書いたように、聞き手の頭の中に「?」が1つでも出て来ちゃうと、以降、聞き手の脳は、話を理解することを拒否する方向に動くのよ。
だから、スーパーセールスマンは商品のことなんか一切言わないし、プレゼンテーションもあっという間に終わっちゃうのです。
パンフレットに書かれていることを喋るなんてのは、もう、話にも何もなりません。
それって、果てしなく売れない方法です。
それを分からずに、「きちんと説明すれば売れる」などという言葉に従っちゃうから、93%が廃業に追い込まれるのよ。
わかったかな?