私は、ビジネス用語の横文字は・・・実は、あんまり好きじゃありません。
コンサルタント及び講師として。
ちゃんと理由が2つあって、それは「わかったような気になるから」「誤解を生みやすいから」。
「マーケティング」という言葉は、その典型だよね。
誰でも知っている言葉だし、ビジネスの根幹なのに、「日本語で言ってみなよ」と言われると、ほとんどの生保セールスが答えられない。
ビジネスの根幹を分かっていないのだから・・・売れるはず、ネ~わな~。
で、「Plan Do See」って言うでしょ。
「ビジネスは、これの繰り返しだ」みたいな言い方をする。
ところが、ほとんどの指導者は、ただ「言いっ放し」なんだよね~。
意味が分かっていないし、当然、やったこともないから、ただ「言葉を覚えたから、偉そうに言っているだけ」。
思考レベルはガキと一緒なのです。
指導する際には、「Plan Do See」という言い方には、3つの意味がある。
1つは、私の師匠のマイケル・マスターソン大先生が常々言っている「構え・撃て・狙え」。
「検証ってのは、やってみないと出来ないんだよ。だから、さっさとやれ!」という意味。
2つ目は「最初に計画ありき」という意味。
「何も考えずに、言われたことをやるだけでは、成功しね~んだよ、わかったか?」ということ。
3つ目が、「常に結果を検証し、改善を続けなければならない」という意味。
これを、概念的に多くの人が、「Plan Do See」という言い方が示唆するものとして認識している。
で、エジソンさんは、こう言いました。
「失敗した方法を繰り返すのは、狂人の振る舞いだ!」
エジソンさんが、失敗した方法を何度も繰り返して実験していたら、電球も、レコーダーも、映画も、この世に出現するのがもっと後年になったということ。
ところが、社会の迷惑でしかない、アホアホ極まりない指導者たちは、真逆のことを言うのですよ。
「断られてもくじけるな」「何度も繰り返せ」「それが成功への道だ」・・・。
・・・死んでください。
生きててもイイけど、他人に迷惑をかけて金をもらうのは、やめてください。
契約が取れなかったら、それは、やり方が間違っていたということ。
だから、「Plan Do See」で、検証して、新たな計画を練って、やってみて・・・を繰り返すからこそ、「自分に合った、売れる方法」にたどり着くことができる。
失敗した方法を繰り返すのは、あなたにとって最も大切な資産である「時間」を犠牲にするということなのですよ。
しかも、ストレスばかりが増え、金は減り・・・。
つまりは「人生の無駄遣い」に繋がっちゃうのです。
これが、私がセミナーで言っている「不幸に根ざした考え方」の典型。
どこまで行っても、地べたを這いずり回らなければならない「活動量型セールス」の末路です。
誰だって、そうはなりたくないよね~。
私は、そうならない方法を具体的に伝えているのです。
「活動量型セールスは、一生地べたを這いずり回る。対して、戦略型セールスは、豊かな時間を手に入れる」
この言葉をしっかりと覚えておいてください。