今日は昨日の話の続きを書きます。
去年、沖縄で仲田史子(アネゴ)が、「夜に家族で団欒していたら、突然娘のカホから『お母さん、あの頃(私のセミナー受講前の住友時代)、話しかけづらかった』と言われて「え〜っ!と思った」という話を聞かせてくれました。
母としては、小学生の娘からそう言われたら、「え〜っ!」となるよね。
そうしたら反対側に座っていた息子のアサヒも「ボクもそう思った」と言うから、ますます「え〜っ!」となった……当然だよね。
そのことについては、たしか、去年の新春講演会「あなたもなれる!」でも、彼女自身が話してくれたと思います。
子を持つお母さんにとっては、ものすごく役に立つ話です。
☆「あなたもなれる〜わずか150分で幸せの量が増えるマインドになれます!」
でね、彼女は正直だし、きちんと自己分析できるから、当時の状況を話してくれました。
例えばカホから「ねえねえ、母さん」と話しかけられても、「ちょっと待って。今、仕事の話をしてるから」といった言葉を発していた……って言うようなことを。
家に帰っても営業所員から電話がかかって来て、「どうすればいい?」とあれこれ聞かれるだけではなく、たくさんの愚痴も聞かされる……。
必然的に気持ちに余裕がなくなるよね。気持ちも殺伐としちゃうだろうし。
表情も雰囲気も近寄りがたくなる。
子どもはそういう雰囲気をしっかりと感じるからね。
だから「あの頃、話しかけづらかった」という状況や感情をしっかりと覚えているのです。
でも、今はそうじゃないから「あの頃は」になる。
「ホント、人生変わってよかったさ〜」と思えるのです。
史子アネゴの妹分の棚原ガチャひとみんも、去年の暮れに大宮に遊びに来てくれて、こう言っていました。
「今年はアイル(1人娘)の受験を最優先にしようと思って、無事に合格してくれたからとっても良かった。収入は700万円くらいだったけど、アイルが最優先でも、楽しくセミナーやって集客できて700万売れたから、ものすごく幸せだった」。
一緒にいた亜由美先生は、満面の笑顔で「素晴らしいね! 良かったね!」と言っていました。
私もちょっと泣きそうになりました。
でも、数日前に面会した初対面の女性(セールスレディさん)は、こんな感じのことを言っていました。
「日曜の夜には、明日のミーティングのことを思うと気持ちが暗くなるし、子どもたちの新学期も始まるから朝の支度も大変になるし、学校の行事も増えるし、でも収入は増えないし……」。
まあ、似たような話は年中聞いていますよ。
あなたも耳にするだろうし、あなた自身が同じような感情を抱えているかもしれません。
だからこそ私は、いつも「こっち側の世界においで」という言い方をしているのだけれども……最近私は新たなお勉強(結構難しいのよ)を始めて、気づきと言うか、以前よりも自分の意思や行動の方向性が少しずつ明確になって来ています。
そこで思ったのは、「最初からマインド面(自己啓発的な部分)でのフォローやケアが必要だな」ということ。
セミナー受講生は分かるだろうけれども、私のセミナーを受けると「目からウロコ!」の新情報が堰が切れたようにドワ〜っと流れ込んで来て、その上でワークもやらなきゃならないし、シート類も急いで作らないといけないし……という状況になる。
その段階では、私は「言えば分かるだろ?」「レジュメに書いてあるだろ?」と思っているし、「書いてあるのだからできるだろ? やれよ」とも思っている。
さらには、「そこから先の話は、物理的な準備が整った後。レジュメの3割できたら2000万なのだからね」と言っていました。
ところが……なんだよね。
少々高度なお勉強をしてみたら、そのスタンスの中でできる人は、最大で15%程度なのだということが分かったのです。
つまりは、私も受講生も「こっち側の世界に来た」と思っているのだけれども、実際に現れる現象面においては、全然「こっち側」になっていない人がたくさんいる……。
史子やひとみんや沖縄の子たちは、良き指導者とモデルケースが身近にいるから「こっち側」に来れているけれども、残念ながらそうじゃないケースも多いんだよね〜。
なぜそうなってしまうのかと言うと……マインド面なのよ。
マインド面とは言っても「強い意志を持て」とか「明確な目標を持て」といった単純な話ではありません。もっと高度で学術的な話。
ところが、学術的とは言っても、例えば数式を示せば分かるというようなものではなくて、「その人にとっての価値観」みたいなものが前提にあるのです。
だから、セミナーを受講したら、そういう面でのフォローも最初から継続してやらないといけないんだな(もちろんシステム化して)……ということに気付きました。
さらには、セミナーをまだ受講していない人にも、単に「こっち側の世界」を見せるのではなく、「あなたにとっての『こっち側』は、どんな世界なの?」ということを想像させてあげないと、こっち側の「楽して売りなよ!」の世界には来れないのだ……ということにも気づいたのです。
今回は抽象的で長い話になったけれども、「書こう!」と思ったので書きました。
何かを感じていただければ幸いです。
<追伸>
4/12の沖縄でのセミナーは、レジュメや資料の発送があるので、明日水曜で締め切ります。
今日・明日中にお申し込みください。
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