絶対に断られなくなる!

生命保険営業の本質!

 「絶対に断られなくなる」……そう決めたのは売り始めて4日目のこと。
 今から30年前になります。

 今、「楽して売れよ!〜保険営業のサプリメント」という本を鋭意執筆中なんだよね。
 今朝も楽しく書いていました。
 その一部を転記します。

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 ……私はいつも「普通に考えようね」と言うのだけれども……誰だって断られたくないよね。
 だって、断られたら凹むし、プライドが傷つくし、オレなんかだと怒りの感情を呼び起こしちゃうし、何より「断られる=売れない」ということだから。
 そもそもプロなら断られちゃいけないのです!
 つまり、「断られてもくじけるな」というのは、「アマチュアのままでいいよ」と言っているのと同じ。そんな言葉を受け入れちゃうから、93%がプロになれず、食って行くことが出来ずに廃業する……。

 私は保険を売り始めて4日目に初めて断られました。
 その時、ものすご〜く怒りました。
 最初は相手に怒りました。「このババア、このオレ様が来てやっているのに断りやがって!」って。
 もちろん口には出しませんでしたが、心の中では怒りのマグマが噴出していました。もはや仕事にはならないから、「失礼しました」と即座に席を立って、帰途に着きました。

 帰り道では自分に怒りました。「いくら売り始めたばかりだと言っても、お前はプロだろ? なんであんなババアに断られてるんだよ!」って。
 もちろん、もはや仕事をする気にはなれないから、帰宅して早々に日本酒をグングン飲み始めました。典型的なヤケ酒であり、「早く酔いがまわって怒りがなくなれ」という鎮静剤でもあります。
 怒りつつ飲んでいたのですぐに酔いが回り、「もう今日は寝ちゃおう!」と、早々に布団に入りました。ところが……眠れない。かなり酔っているのに、悔しさで神経が昂って、眠れないのです。
 悔しくて悔しくて、涙が出てきました。そうしたら嗚咽しそうになったので、布団を被りました。布団の中で悔し泣きをしました。

 そうしたら、翌朝、配偶者が言いました。
 「父ちゃん、そんなにつらいのなら、辞めてもいいよ」。
 保険を売り始めてわずか5日目の朝ですよ。しかも息子のトシくんは生後半年。それでも「あの強い父ちゃんが泣くなんて……」と思って言ってくれたのでしょう。

 私は「ありがとう。でも、もう大丈夫だからね」と言いました。
 そして3日間、家から出ませんでした。

 断られたショックで引きこもりになったワケじゃありませんよ。
 「もう絶対に断られない! あんなに悔しくて惨めな思いはもうしない。断られなくなる!」と決めたからです。ただし、決めたからと言っても「どうすれば?」がなければまた同じことを繰り返すことになります。しかし「断られるのが前提」の世界においては、誰も「断られなくなる方法」など教えてはくれません。

 だから、自分で考えるしかないのです。
 「どうすれば?」を必死になって考え、思い付くことをどんどんメモして行きました。座卓の周りが紙でいっぱいになると、それを集め、あらためて見て、「これは意味ないな」を捨て、使えそうなアイデアをまとめ……といった作業を繰り返しました。そして3日後、10個の「断られないためにやること」を抽出しました。

 以降、断られることはなくなって行きました。ソニー在籍中の初心者時代でも、成約率が9割を切ったことはありません。だから週2日半の仕事で300週間の連続挙績を達成できたのです。「断られるのが当たり前」で仕事をしていたら、そんなこと、できるはずがないですよ。
2024年以降は、断られたのは1回だけです。それは私が「どうせ契約になるよ」と思って舐めた仕事をしたから。たった1回だけの断られた経験ですからよく覚えているし、大いに反省しましたよ。
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 30年前に「絶対に断られなくなる!」と決めて、そこからスタートして、研究と実践を重ね続けたからこそ、成約率が9割を切ることは無くなった。
 2004年以降は1回しか断られていません。
 20年間で断られたのは1回だけということ。

 これが「こっち側の世界」。
 「断られてもくじけるな」の活動量型の世界と、どっちが売れると思う?
 どう考えたって、すごい違いでしょ?

 その集大成が、去年リリースしたこの教材です。

☆教材「売れるトークの真髄」

 私のセミナーの必読図書に「望みがかなう人は楽天思考」(佐藤富男著)という本があります。
 例えば「今年は〇〇円売る」といった目標を掲げても、それができる人とできない人がいるよね。
 その差はどこから来るのか……それは「日々使う言葉」なのよ。
 人間の脳と体はそういうふうにできている……ということを、科学者の佐藤先生が、素人の私たちにもわかるように教えてくれている本なのです。

 だから、活動量型の世界にいて、「断られてもくじけるな」などという最悪の言葉を受け入れてしまうと、必然の結果としてそれが現実化してしまうのよ。
 活動量型の教えは、ことごとくあなたを売れなくし、不幸にする教えだからね。

 つまり、「どんな言葉を聞くか」によって、売り上げと幸せの量は大きく変わるのです。
 ぜひ新春講演会で、「正しい言葉」をたくさん聞いてください。

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☆保険営業30周年記念 三洞のHAPPYトークサロン☆
「2025年を飛躍の年にするための7つのキーワード」

◆日時:1/31(金) 15:00〜17:00(以降は質問会&懇親会。最長22:30まで)
◆参加費:11,000円(お店「三洞」での飲食代は別途)
*アーカイブ視聴可能(2/28まで)

【参加申し込み】
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