「1日で一気に売れるようになる12時間セミナー」の受講者の方から、メールをいただきました。
「大変貴重な講義をありがとうございました。目からウロコ・・本当でした」
という書き出しから始まる、とても丁寧な文面でした。
ありがたいことです。
「目からウロコ」は、セミナー受講生の方からの最も多い感想の言葉ですが、しかし、私の話している内容はマーケティングの基礎にそったものであり、本来は「ごくごく普通の、当然のこと」でしかありません。
それなのに、なぜ「目からウロコ」と感じられるのか?
それは、世間に流布している「教え」が、正しい理論とは正反対の、大間違いの「たわ言」だからです。
そして、セミナーの内容は、たわ言とは正反対の「正しい教え」だからこそ、一気に売れるようになる・・・ということなのです。
世界No.1のマーケターでありコンサルタントであるダン・ケネディの本
「億万長者の不況に強いセールス戦略」の中に、非常に面白い1章がありました。
章のタイトルは
「駄目な上司のたわ言」。
そこにはこんなことが書かれていました。
(以下、引用)
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人間の死因の1位は入院することだが、営業をだめにする一番の原因は、セールス・マネージャーだ!
そういう駄目なセールス・マネージャーが部下たちに言っている最も愚かしいセリフを、以下に挙げていこう。
【駄目な上司のたわ言】
1、「答えは簡単だ。もっと電話しろ」
これは最も間違った答えだ。なかなかアポをとれない場合、無駄な電話をやたらにかけてもそれは失敗のペースを早めるだけのことだ。腐った牛乳を一口飲んでオエッとなったとき、残りの牛乳を飲むことで吐き気がおさまるだろうか。
上司のこういう愚かな助言は無視し、あなたは第17項に書いてあることを参考にしよう。適切な見込み客から、よりたくさんの電話がもらえるシステムを実践しよう。
2、「あらゆる人間が見込み客だ」
これも間違いだ。理論上、誰もが見込み客だとするなら、現実上、真の見込み客はどこにもいない。(中略)
3、「興味を持つ人間を見つけるより、興味を持っていない人間に売るほうが簡単だ」
こちらを信じている女性の頭を棍棒で殴り、自分の部屋に連れ込んでセックスをする。それは、出会いから始まってデートを重ね、互いをよく知って信頼を築いてから口説くやり方よりは簡単かもしれない。だがそれは野蛮で古臭い・・しかも法に触れる・・やり方だ。
同じように、あまり興味を持っていない人に無理やり売りつけるのは、原始的で醜い方法だ。(中略)
4、「問題は君にやる気がないということだ」
(中略)重要なのは、肯定的な結果が期待できる理由がちゃんとあるということだ。この本に書いた戦略と実践を行い、さらにはそれを超えるような本物のマーケティング・プロフェッショナルになるなら、「やる気を持つようにする」必要はない。もうすでに“やる気はある”からだ。
5、「ただの数字ゲームじゃないか。根気よくやれ」
(中略)ヒットを打てないからといって、ただベースに近寄ってバットを振る数を増やせばいいというものではないだろう。セールスはある程度は、数字のゲームだ。しかし、戦略とスキルのゲームでもあるのだ。
根気強さは大事だ。しかしその根気はできる限り生産的に使われなければならない。(中略)
良いセールス・マネージャーは、戦略を教え、スキルをコーチする。あなたと一緒に問題を解決し、あなたのチャンスをともに生かす。これまで挙げた5つの決まり文句を馬鹿の一つ覚えのように繰り返すようなことは決してしない。(中略)
悪い上司はさっきの5つの決まり文句を、まるで誰かが後ろで糸を引いてでもいるかのように、あるいはコンピュータのチップが脳に埋め込まれてでもいるかのように、何度でも繰り返す。
そういう人物の下にいる人がとれる選択肢は2つしかない。彼を無視するか、そこを辞めて別のもっとよいチャンスを探すことだ。
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さて、以上を読んだ方に、今度は私の言葉でお伝えします。
まず、これを読んで腹が立った方・・・セールス・マネージャーの方で、上記に該当してしまっている方ということになるでしょう。
でも、これ、ダン・ケネディの本からの引用ですからね。
文句があるなら、ダン・ケネディに言って下さい。
ただし上記は、世界No.1のコンサルタントが認める「たわ言」だということは、明確に認識すべきでしょう。
そして、セミナー受講生の方。
ダン・ケネディの本からの引用ですが、まさに私がセミナーで喋ったことと同じですよね。
例え話まで似た部分があったでしょ。
「3回空振りしたらバッターアウト。それを続けていたらクビ。プロとしてプレーしたいなら、空振りにくじけないことではなく、空振りしないスキルを身につける事がスタートラインだ」
最後に、こうした「たわ言」を日々耳にしている生命保険セールスの方々へ。
ダン・ケネディは、「そういう人物の下にいる人がとれる選択肢は2つしかない。彼を無視するか、そこを辞めて別のもっとよいチャンスを探すことだ」と書いていますが、もう一つ、選択肢があります。
彼を無視する必要はありません。人間関係は大切です。人間関係の軋轢は、無いに越したことはありません。
辞める必要もありません。生命保険セールスは素晴らしい商売であり、最も楽なビジネスです。そんな好条件の仕事を辞めるのは、実に勿体ないことです。
要は、あなたが売れるようになればいいのです。
そうすれば、「たわ言」を浴びせられる不幸はなくなります。
「ウルセ~ヨ」の一言で、「たわ言」をシャットアウトできます。
そのためには、「たわ言」とは正反対の、理論に基いた、正しい教えを身に付けなければなりません。
世間に横行する「たわ言」とは正反対の、「目からウロコ」の正しい理論とスキルを、「1日で一気に売れるようになる12時間セミナー」で身につけて下さい。