「プロである」ということ

生命保険営業の本質!

 いきなりだけど……あなた、趣味、ある?
 大好きなことや、とっても詳しいことって、ある?

 私の12時間セミナーでは、開始後30分くらいで自己紹介をしてもらいます。
 その後、私があれこれと質問をします。
 そこでいつも聞くのが、職歴と趣味。
 なぜなら保険を売るのに、この2つはとっても大事で、かつ「使える」から。

 もっと正しく言うと、「使える」ではなくて「それしか使えない」……これが正解なのよ。
 それを使わなかったら売れない。
 だってそうでしょ?
 あなた、そんなにたくさんの「武器」を持ってるの?
 それが「ほとんど唯一の武器」なんじゃないの?

 でも会社は、そんなことには触れもしない。
 全員に画一的な方法を押し付ける。
 その結果、それが合っている7%の人しか生き残れないのです。
 

 元プロ野球選手の服部くんが、YouTubeで「ボールの握り方」「キャッチボールのやり方」について語っていました。
 野球は、彼にとって「前職」ですよ。精通していてあたり前。
 だから、「ボールの握り方」「キャッチボールのやり方」について、実演しながら延々と語ることができる。
 要するに「プロ」だということです。

 私は毎月、「三洞のハッピー生命保険セールス Marketing Letter」という冊子を書いています。
 A4版44ページ。
 これを毎回「書き下ろし」で書いています。

 私の前職は「生保セールス」。
 25年間、その仕事をやっていました。
 だから、「日本の生保セールスのマーケティング」については、毎月書き下ろしで44ページの文章を書くことができる。
 要するに「プロ」だということです。

 弟の店のカウンターで、「生保セールス」について、スウ3と8時間語っていたことがありました。
 弟が呆れていましたよ。
 「スウ3、すっげ〜よな。ず〜っと仕事の話してるんだもんな〜」って。
 要するに「プロ」だということです。


 で、あなたに質問です。

 「どうすれば見込み客を目の前に座らせることができますか?」

 私がこのお題を与えられたら……延々と喋り続けることができる。
 事実、リアルなら12時間、動画だと16時間、喋っている。
 でも、それさえも「ほんの入口」。
 その先の話を、毎月44ページ書くことができる。

 でも、ほとんどの生保セールスは、こんな感じ。

 「〇〇をやってみたんですけど……ダメでしたね〜」。
 「〇〇さんのセミナーを受けてみたんですけど……ダメでしたね〜」。

 見込み客を目の前に座らせる……要するに生保セールスのマーケティングですよ。
 これ、あなたの「本職」だよね? 

 趣味でやっていることだって、人は、嬉々として延々と喋り続けることができるのよ。
 それなのに「生保セールスのマーケティングとは?」と聞かれて、すぐに話が終わっちゃう……。

 これは「プロじゃない」ということ。
 単なるド素人だということ。


 ……食って行けるはず、ないよね〜。