それって「顧客蔑視」だぜ?

生命保険営業の本質!

 昨日は「三洞九州会」のZOOMミーティングがあって……昼の2時から、結局夜の10時まで参加していました。

 まあ、ホント、お人好しですよ。
 でも、イイの。
 楽しいし、受講生が喜んでくれると、嬉しいから。

 今日も夜の8時から、ZOOMセミナーです。
 受講生が企画して、受講生が喋る。
 あっという間に参加人数が100人に達しちゃった。

 昨日、受講生向けのメルマガに書いたのだけれども、旭川から沖縄までの人を、あっという間に100集客して、簡単にセミナーが開催できる。
 生保セールスにおける「集客」だって、これとまったく同じだからね。
 いつまでも「飛脚」みたいなことやってたら……すぐに終わっちゃいますよ。


 で、最近、受講生によく言ってて、昨日もかなりZOOMで言ったのは、「画一的になるな」「雑駁になるな」「遠くを見るな」ということ。

 会社は安易に「顧客第一」なんて言葉を使うけれども……セミナーでは、「ふざけるな。会社のやっていることは、常に顧客無視だし、顧客蔑視だ」と言っています。
 そして、「顧客第一という言葉が、我々を売れなくするのだ」ということを、具体的に4つの例をあげて、解説しています。

 「画一的になるな」「雑駁になるな」「遠くを見るな」というのは、「相手がどう感じるのかを、ちゃんと感じようとしろ」ということ。
 例えば、以前から仲良しの友だちに対して、知り合ったばかりの見込み客候補者と同じ言葉を投げかけたら……「何なの? 私もただの見込み客なの? あんたの商売のネタなの?」って思われちゃっても仕方がない。
 そして、友だちをなくす……。
 友だちをなくすようなやり方が、正しいはずがありません。

 でも、会社の教えは、「相手が嫌がろうが何だろうが、そんなことは関係ない。知っている人、知り合った人全員に、同じようにアプローチしろ。それがお前たちの仕事なのだ!」……。
 これのどこが「顧客第一」なの?
 完全に顧客蔑視ですよ。

 嫌われるようなこと、嫌がられることをやって、さらにその上、保険まで売りつけようとする……。
 こう書いてあるのを読むと、誰だって、「そりゃ、売れるはずがないわな〜」と思うよね。
 でも、会社は、それをやれと強要する。
 そして、当然のごとく、93%が廃業に追い込まれるのです。

 昨日は、受講生が相手だったから、もっと細かいことや、トークのニュアンスについてなども、あれこれと喋りました。
 例えば、「あ、そうだ。1つだけ……」とか、「ねえねえ、前から不思議に思ってたんだけど……」とかね。

 まあ、何を言っているのか分かんないだろうけど、要するに「相手との関係性によって、アプローチの方法や、対応や、トークは違ってくる。だから、画一的になってはいけない。相手が『どう感じるか』を『ありありと感じよう』としなければならない」ということ。

 それをちゃんとやるからこそ、売れるのだからね。
 これが「真の顧客第一」なのです。