「なりたい」ではなく「ありたい姿」

生命保険営業の本質!

【受講生とともに】

 10/13、新潟の長岡に行きました。
 古川くんに教えてほしいことが2つあったので、「行くよ」と言ったのです。
 大宮からは新幹線直通で70分程度。
 通勤程度の時間で行けてしまいます。

 午後3時過ぎに駅に着き、ホームからの階段を降りていたら……受講生の顔が見えました。
 改札の中まで迎えに来てくれていました。
 改札の外にも1人。ありがたいことです。
 ホテルにチェックインした後、夕方からの本番に備えて刺身の店でウォームアップ。
 2人ともとっても元気そうで、明るい顔をしていました。
 何と、会計までしてくれました。ごっつぁんです!

 5時になったので、本会場の肉の店に移動。
 古川夫妻と2人の娘ちゃん、数人の受講生に加えて、札幌からさこ〜ちゃんまで来てくれていました。
 遠路をわざわざありがとう!

 古川くんに教えて欲しかったことの1つ目は、手帳の使い方。
 彼は「フランクリンプランナー」という手帳の使い方の認定講師をしているのですが……私はそもそも手帳がちゃんと使えません。
 ちゃんと使えないどころか、「開けない」「だから書けない」という、ある意味発達障害なのです。
 だから、使い方そのものを聞いても意味がありません。
 ただし彼は、「自分なりの使い方をしている」と以前に言っていたので、その辺の話を聞きたかったのです。

 もう1つは「今後、どうありたいの?」ということ。

 私は3つの会社の代表ですが、決算期はいずれも夏から秋にかけて。
 今期の決算で、役員報酬をほぼゼロにしました。
 なぜなら……あと2年半で、私は老齢年金受給者になるのです!
 CFPなのに、収入が一定額以上だと年金支給額が減らされてしまうことを知りませんでした。
 まあ、自分が年金をもらう年齢になるなんて……想像すらしなかったからね(笑)。
 でも、そのことに気付いて……何十年も高い厚生年金保険料を取られていたのに、もらう時になったら「半分だけね」なんて、腹が立つからね。
 ちゃんと満額が受け取れるようにしたのです。

 そんなことがあったから……考えましたよ。
 まずは自分が、「今後、どうありたいの?」って。

 そうしたら……自分の創作活動を除けば、やはり私の最大の資産であり財産である「受講生とともに」が「ありたい姿」だったのです。
 つまりは、受講生が「ありたい姿」を手に入れるためにプラスになることをやる……それしか「やりたい!」と思えることが思い浮かばなかったのです。

 だから古川くんに聞いてみたのですよ。
 「今後、どうありたいの?」ということを。
 人によって「ありたい姿」は違うし、それが分からなかったら私に何ができるのかも分からないしね。

 即座に答えは返って来なかったけれども、彼のことだからあれこれと色々考えているのでしょう。
 古川くんだけでなく、近くにいてくれる受講生には、折にふれてそんなことを聞いてみたいと思っています。

 イイかな、「なりたい」の前に「ありたい」があるのよ。

 例えば「1200万売る!」って決めて1年間頑張って達成したけれども、そのせいで体や精神を壊したとか……とっても多いのは夫婦関係が壊れたとか……そんなもん、何の意味もありません。
 保険売りはあくまで手段。何のための手段かと言うと「ありたい姿」を手に入れるための手段なのです。
 「幸せな今日があって、幸せな明日があって、もちろん1年後には売り上げも達成できた」じゃないと意味がないのよ。
 そもそも、あなたの人生と、たかが1200万程度のお金と引き換えにするの?
 だからこそ、「こうすれば売れる」などと言って生計を立てているヤツには腹が立つし、法外な金を取って「メソッド」なるものを売っている人に騙されてはいけないのです。


 長岡では、美味いジンギスカンと鹿肉をたっぷり食って、その後、4次会まで行きました。
 古川くんの娘ちゃん2人がますます可愛くなっていて……お姉ちゃんのカンナはギターにハマっているらしいから、もっとギターの話をすればよかったと思いました。
 さらに、4軒目の店でギターを弾いたのだけれども……カンナがいる内に弾けばよかったな〜。

 だから、古川くんに言いました。
 「ウチにはギター部屋があって、壁面全部ギターだから、カンナは遊びに来ればいい。好きなギターをいじって、オレが使ってないギターを1本持って帰ればいい」。

 カンナ、来るかな〜。
 今からとっても楽しみにしています。