本を読んでごらんよ。

生命保険営業の本質!

 今日は土曜日。
 土日祝日は、受講初心者が集まる「ワークを進めるの会」の朝活が開催されます。

 朝活と言っても、「今日は〇〇をやります」と宣言して、勝手に黙々とやりたいことをやるだけなのだけれども……でも、それがとっても役に立っている人が多いようです。
 私も早起きできた日には参加しています。
 今も、受講生たちの顔を見ながら、このメルマガを書いています。

 まあ、私は「今日は〇〇をやります」宣言はしないのだけれども、読書して、そこから得たことをメルマガに書いて……と思っていました。
 読んでいたのは「マイケル・ポート」という人のマーケティング本。
 ググってみてください。すごい人です。

 この人の本を読んでいて……笑ってしまいました。
 嬉しくて笑いが出ちゃうのです。
 脳科学マーケティングの本や、CS理論に関する本を読んでいる時も、よく笑いが出ます。

 隣に彼女がいたら、「そんなに面白い本なの?」って聞くのだろうな〜。
 で、「見る?」って言って本を渡すと……「なぜこれがそんなに笑えるの?」。
 そりゃそうですよ、マーケティング理論や実験結果が書いてあるのだから。

 なぜ嬉しくて笑えるのかと言うと、正しい本を読むと、私がこのメルマガや、セミナーで言っていることとまったく同じことが書いてあるから。
 そして、いわゆる「会社の教え」が、「やってはいけない」「それをやったら売れない」と、明確に書いてあるから!
 だから(笑)になれるのです。

 かつて、言ったことがあるんだよね〜、バカな支社長に。
 「お前が言っていることが正しいなら、それが書いてある本を見せてみろよ。お前が言っていることが間違ってるって書いてある本なら、ウチの本棚にイヤになるほどある。来いや、飽きるまで見せてやるから!」。

 だから嬉しくて笑いが出ちゃうのです。
 今朝読んでいた本には、こんなことが書いてありました。

 「あなたは、最も理想的、すなわち活力と意欲を与えてくれる顧客のみを許可する入場制限ポリシーがあるだろうか?」。

 受講生なら【ワーク5】でやったことだよね。
 「誰でも相手にする」=「誰もあなたを相手にしない」になっちゃうのよ。
 ではなぜ理想的な顧客のみを相手にするべきなの?

 「あなたの顧客は“あなた自身”だからだ」。

 何ヶ月か前の「三洞のハッピー生命保険セールス Marketing Letter」で詳細に解説したけれども、CS理論に沿って考えて行くと、あなたの「時間あたり売り上げ」を増やすためには、「あなた自身」を顧客として捉え、その「満足度」を上げなければならないのです。

 つまり、あなた自身が喜べないこと……テレアポとか、飛び込みとか、職域訪問とか、「話を聞いて」とお願いすることとか、しつこくヒヤリングすることとか、しつこく付きまとうこととか、時間をかけて話をするとか……そういう「バカ過ぎること」をやったら「売れないよ!」と、正しい本(=普通の本)には等しく書いてあるのですよ。

 だから「価値のない顧客は捨て去るべし」。
 オレ、ソニー時代に、突然アポをキャンセルして来た前職の後輩がいたんだよね。
 もう、「完全ブチ切れ激怒」したもんな〜。
 で、「もはやお前のような腐った人間は相手にしない」と手紙で言ったら、奥さんが丁重なお手紙をくれました。
 「本当にバカで失礼で済みません。保険には入りたいので、お願いだから手続きしてください」って。
 だから「あなたとは手続きするし、やり取りもするが、旦那とは一切しない」。

 ただし、27年この世界にいて、アポのキャンセルなんてのは、その1回だけですよ。
 要するに、付き合いたくない客は排除して来たから、コンスタントに売り続けることができたのです。

 「……注目してほしいのだが、私のリストは理想とする顧客の『資質』……彼らが『何を持っているか』や『どんな状況にあるか』ではなく、彼らが『どんな人間か』を第一に考えている」。

 これはセミナー受講生なら「耳タコ」の話だよね。
 「思考性・志向性・嗜好性が一致しない人には売れない」ということ。
 だから「ヒヤリング」などという作業をした途端、売れなくなる……これが正しい理論に導かれた、私の正しい教えなのです。


 まあ、わずか1章の記述の中の、断片の寄せ集めではありますが、正しい本(=普通の本)を普通に読めば、「会社の教えは間違っている」ということが、最初のページから終わりのページまで、ず〜〜〜っと延々と書かれてるのです。

 だからあなたも、靴を履いてウロウロする無駄な時間があるのなら、何でもイイからまともな本を一冊読んでみなさいよ。
 私のホームページの「読まずに売れるか!」の記事に出てくる本とかをね。

 1冊読んだら、会社の教えが、いかにあなたを売れなくし、不幸にするかがはっきりと分かるはずです。