とっても悲惨な笑い話

あなたを売れなくする「間違った教え」

 昨日、「三洞のハッピー生命保険セールス Markerting Letter」9月号の「テーマ出し」をしました。
 いつも、この執筆作業(残念ながら、最も時給の低い仕事)に多くの時間が割かれ、私の中では「イカンな〜」(=解決すべき課題)になっていたのです。
 もちろん書くのは楽しいのよ。楽しくなかったら毎月44ページなんて書けないし、読者(=顧客)の役に立つものなんて書けません。

 これは生保セールスの仕事でも一緒です。
 「我慢するやり方」は、間違ったやり方であり、顧客にとっても我慢を強いる「迷惑なやり方」なのです。

 で、今月はその「課題」を解決するために、やり方を変えてみます。
 「テーマ出し」に時間を掛け(と言っても2時間足らずで終わった)、その時の記憶が薄れない内に一気に書いちゃう……という方法を取ってみることにしました。 

 テーマ出しの作業中に、「あ、あの本にも関連することが書かれていた」と思ったので、一冊の本を本棚から引っ張り出し、パラパラとめくってみました。

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 ……誰でも、忍耐の大切さを説かれた経験があるだろう。「途中で投げ出してはいけません」「ねばり強くがんばりなさい」といった忠告を真に受けた人は、激しい挫折感と罪悪感に苦しめられた経験があるはずだ。忍耐を重んじる考え方が頭に染み付いているせいで、物事を途中でやめると、自分を負け犬扱いして、挫折感と罪悪感からずっと抜け出せなくなりがちだ。
 忍耐を重んじる考え方は、実に有害だ。この忍耐の倫理のおかげで、もっと簡単なやり方があるのに、わざわざ難しい道を選ぶのがあたかも立派なことのように言われている。私たちの社会は、苦行礼賛の社会になってしまった。
 (中略)
 成績不振に苦しむセールスマンに向かって営業部長が言うお決まりのせりふと言えば「もっと電話を掛けろ」というものだろう。成績の悪い子供に親が掛ける言葉は「もっと勉強しなさい」だ。だが、このようなアドバイスには欠陥がある。私が以前、ゴルフの達人に「私はもっと素振りをしないとだめですね」と言うと、「いや、そのスイングをいくら繰り返し練習してもだめです」という答えが返ってきたことがある。
 (中略)
 成績のあがらないセールスマンが鏡の前で毎日2時間、同じセールストークを繰り返し練習して暗記したら、どうなるだろう。へたくそなセールストークがもっと頭に根をはってしまうだけだ。セールスが失敗する確率は高くなる。
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 「失敗した方法を繰り返すのは、狂人の振る舞いだ」とエジソンが言ったらしいけど、エジソンは、失敗したらすぐに別の実験をしたからこそ、発明ができた……成果を得ることができたのです。

 笑い話があってね……(笑)。

 地獄社以外に、私が「準地獄社」と呼んでいる会社が数社あるけど、その中の1つ……限りなく地獄社に近いG社に、かつて「果てしなく売れない、キモすぎるトーク教材(動画)」があったのよ。
 作った人間も腐ってるけど、それに騙される会社も、さすが準地獄社。アホの極み。

 3年前に、その「キモトーク教材」の新人コンテストがあったんだって。
 で、そのコンテストで金・銀・銅メダルに輝いた新人は、2年目、全然売れずに会社を辞めちゃったんだって(笑)。

 しかもその先がある。
 G社もその「果てしなく売れない教材」を手放したんだけど、別の準地獄社の1つであるM社が、それをまたも騙されて買っちゃった(笑)。
 バカはホント、バカなことをするものですね〜(笑)。


 私は、セールス開始直後に初めて断られて……会社から教えられた「ような」トークを使ったからですよ。
 その日、家に帰って悔し泣きをした後、「もう絶対に断られない!」と決めました。
 そのための方法を理論に沿って考え、実践したからこそ、徐々に断られることは少なくなりました。
 2004年以降は1回しか断られたことはありません。それは「やり方」ではなく、完全に私の傲慢のせい。今でも大いに反省しています。

 何度も言っているけど、断られた方法を繰り返したって、断られるのよ。
 そんなもん、普通に考えたら分かるよね?
 それを強要する狂った世界って……ホント、最悪です。