「楽して売れよ!」というタイトルの本を「さっさと書こう!」と思ったのだけれども、ちょっと心身ともにパワーが下がっていて(春先は自律神経が乱れるのです)、なかなか書き進められません。
でも、今日から1日1話ずつ書き進めます。
それをメルマガに転記する時もあるし、しない時もあるけれども、最長でも100日後には本になるでしょう。
で、これは「はじめに」の部分。
タイトル「楽して売れよ!」は、決して奇をてらったものではありませんからね。
YouTubeチャンネル「保険営業の楽しい学校」を運営している、私のセミナー受講生の古川くん……今や私よりも有名人なので、知っている人も多いと思います。
その古川くんが、「最初、三洞さんは『逆張りだな』と思った」と言っていました。
「逆張り」というのは、わざと真逆に感じられるようなことを言って注目を集める姑息な(笑)テクニック。でも、「セミナーを受けたら、逆張りじゃなくてそのまんまだった」と言ってくれています。
そう、その通り。
私は、逆張りなんてする気もありませんよ。
ハッタリでもてらいでも何でもなく、「そのままの正しい理論」を語っているだけなのです。
「楽して売れよ!」というタイトルも、決して逆張りじゃありません。
そのまんま。
楽して売らなかったら、売れるようにはならないのです。
たくさん売れなくてもイイなら、苦しんで売ってもイイのです。でも、たくさん売れるようになりたいのなら、「楽して売れ」じゃなかったら無理なのです。
例えば……京都の優秀な受講生の松田くんという人がいます。
彼は、私のセミナーを受ける前(ソニー生命時代)は、契約まで7〜8回お客さんのところに行っていたんだって。
でも、セミナー受講後は2回で終わるようになった……。
どっちがたくさん売れると思う?
誰だって「2回の方が売れる」と思うよね。
では、どっちが楽だと思う?
圧倒的に2回の方が楽だよね?
松田くんは、私主催の「三洞のHAPPYトークサロン」で毎月の給与明細を公開してくれたけれども、契約までに8面談していた頃は、MDRT登録資格者なのに月収7万円の月まであったのよ!
でも、2面談で成約するようになったら、7桁が普通になった。
つまりは、楽して売れるようになったから売り上げが増えたということ。
古川くんだって、セミナー受講前は、「1日3アポ」などという、理論の裏付けが何もない「腐った教え!」を信じて、週に15アポ入れていた。
でも、私のセミナーを受講してから2年後には、週に5アポになった。
15アポよりも5アポの方がはるかに楽だよね? 活動量は3分の1なのだから。
では、売り上げは?……と言うと、1.8倍になったと言っていました。
つまりは、楽して売るようになったら時給が5,4倍になったということ。
私のセミナーのキャッチフレーズは「短時間で、楽しく、たくさん売る」だけれども、私のように13秒でサクッと決めるのと、「たくさんお時間をください」と言って「いやだよ、そんなの!」と断られるのと、どっちが売れると思うの?
その他、楽して売るから売れるようになった例なんて、際限なく書けるのです。
本書には、それがたくさん出てきます。
知りたいでしょ?
読んで正解。そういう話しか出て来ませんから。
「楽して」なんて言うと、多くの勤勉な日本人は「ズルして」のように感じるかもしれないけれども、モノやサービスを売るための必須の理論である「マーケティング理論」とは「効率化論」なんだよ?
効率化っていうのは、同じ売り上げをあげるために、少ない時間・費用・労力でそれを達成しようということ。これがマーケティングの根幹。
それをしようとせずに「活動しちゃう」なんてのは、何の努力もしていないってことなんだぜ?
そもそも「活動量型セールス」とは、「断られるのが前提」だからね。正しい理論とは真逆なのよ。
例えば野球で言うと「130キロの球は打てなくて当然だ」と言っているのと同じ。
でも、それではレギュラーになれないし、試合に出してもらえない。
バッターボックスに立たせてもらえないのだから、結果を残せるはずもありません。
対して「楽して売れるようになれ」と言うのは、「練習してちゃんと打てるようになれや!」と言っているのです。
ズルいどころか「ちゃんと努力しなさい」と言っているのよ。
なぜなら、2面談で売れる人と、売るのに8面談掛かる人だと、2面談で売れる人の方が4倍多く売れるのだから。
13秒で売れる人と、「1時間ください!」と言って断られる人だと、13秒で売れる人の方が比べ物にならないほどたくさん売れるのだから。
「話を聞かせてください」と言ってもらえる人と、「話を聞いてください」と言って断られる人とでは、「話を聞かせてください」と言ってもらえる人の方がはるかに売れるのだから。
つまり、私がこれから本書で語ることこそが「真理!」なのです。
逆張りでも何でもなく、保険営業の真髄なのよ。
本書ではその真髄を、楽しくわかりやすく語るつもりです。
ではあなたも、この本を読んで、「こっち側の世界」に来てください。
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