保険を売るって、こういうこと!

あなたを売れなくする「間違った教え」

 今朝、ふと思いました。
 「ここ数日、日常が戻って来たよな」って。

 私がいう「日常」ってのは、読んだり、考えたり、考えたことを書いたりする日々……ということ。
 それは、私にとっては学生時代からの「日常」であり、「私らしい日々」であり、幸せな時間なのです。
 思えばサラリーマン時代の10年間は、そうした日々と時間が極端に少なかった……サラリーマンという働き方自体が「私らしくなかった」ということなのでしょう。

 今はまさにそれが仕事になった。
 それなのに……。
 考えてみると、なぜか10月、11月は、ほとんど本を読んでいないのです。
 インプットがないからアウトプット(書く)もほとんどない……。

 なぜなんだろう?
 読んだり書いたりするのはとっても好きなのに……。

 おそらく何らかの心理的影響があって、「読む」という行為をしなかったのでしょう。
 それが外れて、読むことを再開したら自然に書けるようになった。
 そうしたら「日常が戻って来た」と感じた。
 こういうのが「見えた」「認識できた」ということですよ。


 そもそも「認識」できていないことは、常にそこに身を置き、常に接していても「見えない」のです。
 例えば地獄社は、必死になって情報統制をして、まともな会社の商品を見せないようにする。
 比較対象は常に地獄社同士。
 「第一にはこの特約はないけど、ウチにはある!」のような言葉がミーティングで出るけれども……それって学年で一番バカな2人が、「あいつの方がバカだ」と言い合っているのと一緒(笑)。
 腐った1000円のレタスであることに変わりはない。

 要するに、日々生命保険を売る仕事をしていても、「普通の会社は200円の新鮮なレタスを売っている」ということが「見えて」いない。
 そこに生じるのは多大なる不幸。セールスレディと契約者に多大な不幸を撒き散らしているのが地獄社。
 でも、それも、日々身をおいていながら「見えていない」……悲しいことですよ。


 さらに……。

 200円の新鮮なレタスを売っている世界においても、ほとんどの生保セールスが「売れる」という真の姿が見えていない。
 見えているから売れずに苦しむ……これが「真理」なのよ。

 私はセミナーで、と〜っても簡単で単純明快なセールストークをやって見せます。
 そして、こう言います。

 「今、保険、売れたよね?」

 そう言うと、受講生はみんな、深く頷きます。
 そして、こう続けます。

 「何秒掛かった? 30秒くらいでしょ? でも、保険、売れたでしょ?
 あのね、保険を売るってのはこういうことなのよ。会社が言っている『保険を売る』ってのは、滅多に出現しない絵空事の世界なの。だからたま〜にしか売れないんでしょ?
 イイかい、保険を売るってのはこういうことだからね。それを明確に認識しないと、いつまで経っても売れないからね!」。

 ホント、会社が言う「保険はこうやって売る」も、「売れた」も、実は滅多に出現しない状況なのよ。
 だからたま〜にしか契約が取れない。

 でも、「保険を売るとはこういうこと」を目の前でやって見せて、それに納得すると、一気に世界が変わる。
 なぜなら「売れる道筋」がはっきりと「見えた」状態になるから。
 つまりは「目からウロコ」なのよ。


 イイかな、これが「見えていない」と……どこまで行っても、いくら「活動」なることをやっても、果てしなく売れないからね。
 売れずに苦しんでいる人は、「全〜然見えていないのだ」と明確に認識して下さい。

 最後に、今朝読んでいた本の一節を引用します。

 「“わかる”とは、何がわからないのかをわかることである。
 キミの不安は、わからないことをずっと放置してきた“うしろめたさの闇”から溢れ出てきている」。

 わかっていないことを放置していると、ず〜っと苦しむことになる。
 そうならないためにも、一刻も早く「こっち側の正しい世界」に来て下さい。

 以上です。