生命保険セールスが最初にやるべきこと

生命保険営業の本質!

ご存知のように、私、「癒しの飲み屋 三洞」というお店をやっています。
1日で一気に売れるようになる12時間セミナー」の会場でもあります。

そして先日、こんな「宣言」をしました。
「女性はフリー、男性は会員制のお店です」

皆さん、どう思いますか?

多くの飲食店は、広告出して、クーポン付けて、「誰でもイイから来て!」ってやっちゃう・・・。

その結果が、「飲食店開業の5年継続率:8%」。
つまり、「5年続かず、廃業」の92%の仲間入りなのです。

私のお店は、2016年末、無事に10周年を迎えました。

何年も8年間楽しく継続できたのは、開店前に、お客様をしっかりと限定していたからです。
つまりは「ターゲット設定」
そして8年経った時点で、そのターゲットを更に狭くしました。



どんなビジネスでも同様ですが、まず最初に行うべきは、この「ターゲット設定」。
マーケティングの初歩中の初歩。
「はじめの一歩」です。

これがないビジネスは、マーケティング不在のビジネスであり、非常に稚拙な、うまく行くはずのないビジネス・・・ということになります。


ところが!

保険セールスになって、「まずはターゲット設定!」と言われた方・・・いらっしゃいますか?

実情は・・・ほとんど居ない。

だから、「生命保険セールスの3年継続率:7%」。
飲食店よりもひどい数字です。
開業資金も、家賃も、仕入れも不要なのに・・・。


それも当然。
これは「科学」であり「公式」なのです。
科学なし、公式なしで答え(=契約)を求めようとしても、到底無理な話なのです。


マーケティングプランナー時代、トヨタのオリエンシートを見る機会がありました。
トヨタカローラのマイナーチェンジにあたっての、広告作成についてのオリエンテーションシートです。
そこには、「ターゲット像」が、A4の用紙3ページにわたって、詳細に書かれていました。
世界のトヨタですよ。
世界の大衆車カローラですよ。
しかもフルモデルチェンジじゃなくて、マイナーチェンジですよ。

「世界のトヨタの、世界を代表する大衆車だから、誰でもOK」でもイイじゃないですか。
それを、A4の用紙3ページにわたって、詳細に「ターゲット設定」している・・・。

私はたった一人で生命保険を販売するビジネスをしています。
トヨタのビジネスとは比べものになりません。
だから、より狭くターゲット設定をしています。
「マーケティングのはじめの一歩」だから、やるのは当然です。
その結果、普通に20年間、ビジネスができています。


さて、あなたは、「はじめの一歩」ができていますか?
こうした「基本中の基本」をしっかりと認識できていますか?
生命保険セールスに必要な「科学」や「公式」や「理論」を知っていますか?
会社の研修で教わりましたか?
会社のマニュアルに書いてありましたか?
「活動量」などという非科学的な「掛け声」を投げ掛けられてはいませんか?
基本なきままに、苦しいセールスを続けますか?
何年続けられますか?


最初にやるべきこと、その次にやるべきこと、その次、その次・・・
その順番を知らない、教わっていない・・・

それでは、上手く行かないのも当然ですよ。
1日も早く、そんな状況から脱却しましょうね。