私、慶應義塾大学文学部国文科出身です。
要するに「日本語のお勉強」が専門でした。
そして一応、慶應義塾大学ですからね、日本の中でもかなりハイレベルな集団ですよ。
そこで「天才イソちゃん」と呼ばれ、国文科の卒業生代表で教授陣に謝辞を述べました。
つまり「これほどまでに日本語に精通してる生保セールスなんて、イネ~だろ?」なのです。
しかも、25年分の経験の蓄積もあるしね。
そういう男が、10年間マーケティングプランナーをやって、購買心理学も学んで、ダン・ケネディとリッチ・シェフレンとマイケル・マスターソンの教えを毎月受け続けているのですから、「セールストークにおける言葉の精査」の緻密さは、間違いなく生保セールスの世界では「ダントツぶっ千切り!」に決まってますよ。
大阪の牧野御大なんか、YouTubeで見ても、お会いしてお話を聞いても「なんて上手なの!」と感嘆するばかりですが、細か~い部分の「学問的精査」はご専門じゃないですからね。
私はそれが専門分野だったから、「この言葉は売れない!」が、理論をもって指摘できるのです。
で、そんな私だからこそ気付いたこと・・・た~くさんあります。
受講後のアンケートでも「最も印象に残ったこと」の欄に「禁句がこんなにたくさんあるということ。会社が教えるトークは、ほとんど全部が禁句でした!」と書く人は、非常に多いですしね。
まあ、全部出したら「喋って1時間半」の量だから書きませんが、2つだけ。
1つは「もしあなたがこの医療保険に加入すると・・・」
こんなの、どこが禁句なのか、全然ワカンナイでしょ?
でも、私はかなり前から気付いてた。
そうしたら、半年前くらいのダン・ケネディからのニュースレターに「もしあなたがこのサークルに入ると・・・こういう言い方は絶対にしちゃダメ!」って書いてあって、「オレはなんて正しいのだろう!」と、嬉しくなって庭を駆け回りました。
もう1つ。
「・・・か?」「・・・か。」
要するに、音程が上がっても(・・・してよろしいですか?)、下がっても(・・・じゃないですか~)、語尾に「か」が来ると、成約率が一気に下がる!
理由までは書きませんよ。
お金を払ってくれた受講生に申し訳ないから。
でもね、受講生たちは知ってるけど、これ以外にも「絶対の禁句」は・・・今、ざっと数えたら43種類ぐらいある!
あなた、そんな言葉ばっかし、喋ってるんじゃネ~の?