前回、「喋りの3つのポイント」と題して、
<1>「何を喋るか」の前に「誰に喋るか」
<2>「何を喋るか」の前に「何を喋らないか」
<3>「何を喋るか」の前に「どの順番で喋るか」
と、3つのポイントをあげました。
いずれも「何を喋るか」の前に・・・となっていますが、今回は「さらにその前」の話です。
だから、とっても重要ですよ。
で、突然ですが、誰でも知ってる「メラーヴィアンの法則」。
■見た目(視覚情報)・・55%
■声(聴覚情報) ・・38%
■話の内容 ・・ 7%
・・・そう、話の内容なんて、たったの7%しかないんです。
だから「喋り」の前に、「見た目の準備」が不可欠なのです。
でね・・・。
こういう話になると、会社や、役立たずの指導者たちは、すぐに「身だしなみ」なんてことを言い出すのでしょうが・・・そんなことはごくごく当たり前の話。
業種や会社を問わず、今春に入社したばかりの新入社員だって、全員が既に教わってますよ。
つまりは、全~~~然、私たちプロレベルの話ではありません。
そんなの、アホだって言えるしね。
しかも、その指導の仕方が「真逆」・・つまりは「あなたを売れなくする、正しい理論とは真逆の、間違った教え」であることが非常~~~に多い!
その結果は・・・「見るからに売れなそうなセールスマンの出来上がり」です。
実際、「1日で一気に売れるようになる12時間セミナー」の受講者の感想でも、「見た目の話は、かなりヤバいと思った」という意味のコメントを、いつもいただきます。
言葉は人によってそれぞれ違いますが、「ヤバい」の意味は、
「見た目について、五十田の話を聞かなかったら、この先ず~っと、鉄ゲタ履いてマラソンするようなことをするところだった」
ということです。
そりゃそうですよ。
だって、話の内容が7%で、見た目が55%なんですからね。
そこを無視したら、ものすごく効率の悪い仕事にしかなりませんよ。
はっきり言っておきますけど、「身だしなみ」なんてレベルは、「無視している」ということですからね。それを明確に認識しましょうね。
では、どうしたらよいか?
基本は「優位に立つ」です。
顧客満足度理論においても、心理学においても。
・・・続きは次の機会に。ものすごく長くなっちゃいますから。
お楽しみに。