「歳を取っても続けられる?」

生命保険営業の本質!

 昨日……なのかな?
 「緊急事態宣言」が出たのですね。
 私の住む埼玉県は、東京とベッタリくっついているから、対象になるのも当然です。

 でも、生保セールスの人は、どうしているのかな?
 時間の無駄でしかないミーティングがなくなって喜んでいる人が多いようだけど……日々の行動も制限されているのかな?
 アポがキャンセルされるケースも多々あるだろうしね。

 他人事みたいな言い方で申し訳ないけれども、こういう言い方になってしまうのは、理由があるからなのです。

 今、WEBで見た記事によると、「人との接触を80%減らせば、感染者数は激減する」とのこと。
 で、そう言われて久々に思ったのだけれども、私は元々、極端な出不精だけれども、18年前からは「引きこもり」のような状態で仕事をしていたから、生保をガンガン売っていた頃も、人との接触は、普通の生保セールスの1割もないくらいだったろうな〜……なのです。

 だから、元々、「人と接触するな」「外出を控えろ」「人混みに行くな」の日々を送っているから、「何〜も変わらないじゃん」だし、「みんなはどうしているのかな〜?」になってしまうのですよ。

 でもね、これを機会に、生保セールスも、真の「働き方改革」をするべきだと思いますよ。
 こういう事態にならないと、人は、「今までの生活」「今までのやり方」を継続しちゃうものだからね。
 ホント、「今後、どうやって楽しく長く売り続けるのか?」を真剣に考えるべき時なのだと思います。


 「生保セールス進化論」は、明日あたりに最終校正が届きますが、連日、「生保セールス進化論」の「その先」を語るセミナービデオのためのアンケート「あなたは、日々の仕事および生活の中で、どんな不安を感じていますか? 2つ教えて下さい」への回答をいただいています。

 回答を下さった方々、誠にありがとうございます。
 で、そこにも多数、「今後のマーケット」「今後の売り方」についての不安が書かれていました。

 例えば、「歳を取ってからでも仕事が続けられるのか?」。
 はい。明快にお答えしましょう。

 結論は「もちろんできますよ!」。
 それしかありません。

 ただし……2つあります。

 あなたが今、「日々、頑張って『活動』して、何とか食いつないでいる」という状態なら……現時点で、「それって、ビジネスじゃないからね。長く食っては行けないよ?」です。
 だから、将来的にはもっと無理。
 なぜなら、「活動量型セールス」のやり方は、歳を取れば取るほど、キツくなって行くやり方なのだから。

 そしてもう1つ。
 「今までと同じやり方が通用すると思うなよ」ということ。

 「AIで仕事がなくなるんじゃないか?」などといった、まったく見当はずれの回答もあったけれども、私はそんなことを言っているのではありません。
 そもそも、物やサービスを売るための「本質」は、産業革命以降変わっていないし、それは「人の心理」に起因することだから、今後も変わるはずがありません。

 ただし、「買い方」と、それに付随する要素(メディア、ツール)は、時代に応じて激変します。

 例えば、私が生保セールスになった1995年には、「生命保険を売っている会社」は、日本に25社しかなかった(その内の15社がなくなっちゃったけどね)。

 でも今は……あなた、何社あるか知ってる?
 「40社ぐらいかな?」……違います。それは「メーカーの数」でしょ?
 私が言っているのは「生命保険を売っている会社」。
 全国各地、ツヅウラウラに存在する損保系代理店も、1997年から生命保険を売っているのよ。
 つまりは「数十万……くらい? とにかく数え切れないほどいっぱいある」が正解なのです。

 これって、明らかな「環境の激変」だよね。
 しかもこれは、「とっても分かりやすい一例」であって、同じような「環境の激変」は、この他にもたくさんあるのですよ。

 ところがメーカー系各社は、「会社存続のための画策」はあっても、個々の生保セールスへの「売らせ方」は、1980年以降、何〜も変わってない。
 そんなもん、今の世の中で通用するはずがないよね?
 だから、93%の生保セールスが廃業しちゃう……これって、必然の結果ですよ。

 
 今は、まさにそういうことを考えるべき機会なのです。
 LINEグループで、「今、どうしてる?」って聞いてみたら、賢い受講生たちは、「むしろ良い機会だから……」と、「先につながる行動」を起こしています。
 嬉しいし、頼もしいですよ。

 だからあなたも、「そろそろ、いい加減、変われよな。そうしないと食って行けないよ!」だからね。
 ホント、今を「良い機会」と捉えて、「あなたの現実」と向き合って、考えてみて下さい。