6万円と106万円、どっちがいい?

生命保険営業の本質!

 たくさんの方から「台風、大丈夫でしたか?」との、心優しきメッセージをいただきましたが・・・我が家と店の付近は、何~もなし。

 弟とも「まあ、この辺はね・・・」って喋っていたけど、川もないし海もないし、地盤のしっかりした台地だし、家は密集してるし・・・。
 どこかの看板が暴風で飛んで来て、店の壁を傷つけた・・・ぐらいはあるかな~と思ったけど、風もさほどのことはなくて、「一時的にたくさん雨が振りました」の程度で終了しました。

 私は何てことなく過ごせましたが、被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。


 台風直撃の12日は・・・12時間セミナーでした。
 ノンちゃんと、「来れるのかな~」と心配していましたが・・・もちろん、来れなくなっちゃった人、事前に受講日を変更した人もいたけど、2名が参加してくれました。
 普通社の直販の青年と、地獄社の女性です。

 地獄社の子は、見た瞬間に「あ、こりゃ売れるわ」と思った通り、話を聞けば、1000円の腐ったレタスでも、ちゃんと売れちゃってる。
 聡明な子だから、実態を知って、即座に「脱地獄宣言」をしました!

 そりゃそうだよね~。
 同じ商品を売って、彼女は6万円なのに、隣の青年は106万円貰えるんだもん。
 彼女が「一番年収の高かった年は◯百万だった」と言ったから、「ということは、その年は、道に2300万円落としちゃったってことになる」と言いました。

 地獄社の人が、日々普通に売っている10年定期だって、彼女が2万なら、青年は8万円。
 月P1万円の医療保険だって、彼女は1300円なのに、青年は8万円。

 ・・・やってられないよね~。
 でも、北朝鮮情報統制下の人民状態だから、そんなことすら知らずに、「1000円の腐ったレタス」を売っちゃってる。

 この記事、まだ読んでいない人は読んでね。

☆「時給200円の世界」
 


 それ以上に彼女が驚いていたのが、商品の圧倒的な差。
 地獄社の人は「ちょっと違う」くらいに思っているのだろうけれども・・・実態はまさに「月とスッポンほど違う」なのよ。

 彼女、設計書を見て、驚いていました。
 「え~っ! ホントに2000万円以上も高い!」

 その後、「でも、解約返戻金は同じくらいなんですね」と言うから、「違うよ。よく見てみなよ」と言うと、「あ~っ! ケタが違ってる!」
 そう。2000万円以上多く払うのに、65歳時の解約返戻金は10分の1以下なのよ。

 某大手地獄社は、「ウチの年金は日本一!」なんてミーティングで言ってるらしいけど・・・その利率は、驚異の102%!!!
 こんなものを売るのは、契約者に損害を与えるだけ。
 だって、普通社の人は、200%目安の商品を売っているのだから。
 つまりは、98%の損害なのよ。

 こういうことを「知らない」ってのは、ファイナンシャルリテラシーが極端に低いってこと。
 ファイナンシャルリテラシーが極端に低い人が、1000万単位の値段の金融商品を売るってのは・・・かなりメチャクチャな話だよね~。
 幼稚園児が保険を売りに来るようなものだもん。でも、幼稚園児じゃなくて、お姉ちゃん、オバちゃんだから、買っちゃう人がたまにいる・・・ってだけのことなのよ。

 まあ、「洗脳的集団詐欺」以外の何物でもないのだけれども・・・その第一の被害者はセールスレディ。
 そこんとこを認識して、早く洗脳を解きなさいね。
 そうしないと、マジで地獄行きだからね。


 セミナーに来てくれた子は、翌日、帰りの電車が全然動いていなくて、夜までずっと私と喋っていました。
 たくさん質問をして、しかも一緒にラグビーワールドカップの「日本VSスコットランド」を見て歓喜して・・・「かえってラッキーでした!」と明るく帰って行きました。