受講生に対して、非常にしばしば「雑駁過ぎるんだよ」と注意をします。
昨日は受講生に向けて、「紹介を得るための3つのポイント」という文章を書いていましたが・・・「紹介を貰え」という言葉は、ある意味、最も罪深い言葉なのです。
生保セールスになった時には、誰だって同じことを思うのですよ。
「最初の3ヶ月くらいは友だちと知り合いで何とかなる。でも、すぐに行き先はなくなる。そうしたら、どうすればイイのか?」
これこそが、生保セールスの最大のテーマですよね。
「どうやって見込み客を集めればイイのか」が。
ところが、肝心のその部分が、セールスマニュアルには一切書いていない!
もう、狂ってる世界です。
そこで、指導役の人に聞くワケですよ。
「どうすればイイのですか?」って。
そうすると・・・指導者は、売れなくて指導者になった人だから、正解なんか言えるはずがないのだけれども・・・雑駁に、かつ能天気に、こう答えるのです。
「紹介を貰いましょう!」
もうホント、雑駁過ぎて話になりません。
「紹介を貰いましょう」で貰えるなら、廃業する人なんか、いね~っつ~の!
みんな金持ちになれちゃいますよ。
そうそう、この前、3人で爆笑したんだよな~。
ソニーの青年が、支社長に聞いてみたんだって。
「紹介依頼したんですけど、紹介、出なかったんですよ。どうすればイイんですかね~?」って。
答えは「もう1回、言ってみれば?」・・・。
まさにバカ丸出し。
でも、どこの会社でも、支社長なんてのはこの程度のレベルなのよ。
セミナーでは、【Section7】「継続的に紹介を入手する」で45分間詳細に喋るけれども、昨日書いた「3つのポイント」は、受講生に向けて書いたから、さらにその先の話。
限られたスペースでの文章だから簡潔に書いたけれども、書こうと思えば2万文字くらいはドワ~っと一気に書くことができます。
プロの仕事ってのは、そういうレベルのものでしょ?
「紹介を貰いましょう~!」だけだったら、ドリフの「8時だよ、全員集合」のオープニングで、いかりや長介さんが、「行ってみよ~!」って言っているのと変わらない(若い人はわかんね~かな)。
そんなレベルじゃ・・・そりゃ、廃業するわな~。