ご存知のように、私は毎月、「三洞のハッピー生保セールス Marketing Letter」という冊子(A4版44ページ)を発行しています。
セミナー未受講の人でも定期購読してくれている人がいるのだから、受講生ならほとんどが購読してる・・・と思っていたら、秘書のノンちゃんから「4分の1しか購読していない」という報告を受けました。
大ショックです・・・。
だから、LINEグループ「パワスポ三洞」で、「購読している人は、購読していない人に何か言ってやってよ!」と投げ掛けたら、山形の五十嵐くん(山形だよね?)が、こんな嬉しい一言をくれました。
~~~~~~
個人的な感想ですが、マーケティングレターは保険売りとして毎月読むべきビジネス書の中心と思っています。マーケティングレターが1番目で、その他が関連書籍と言った感覚です。
例えばアマゾンで、マーケティングの面白そうな本があったとしても、それは「生保セールス向け」に翻訳されてないですよね。関連書籍を何冊か買って、保険セールスに使えるよう自分なりに解釈するまでは時間がかかります。「こんなに読んで勉強した!」という量の満足感が欲しいのなら別ですが、私は遠回りな感じがします。
マーケティングレターの内容は、五十田先生が生保セールス向けに翻訳し凝縮し、毎号密度が濃いのです。そして「自分が忘れていたこと」や「セールスの基本」を何度も繰り返し教えてくれるのですが、毎回別のアプローチで教えてくれるので理解が深くなります。だから「1冊読んでみる」というよりも定期購読して初めて意味があるのかなと思います。
日々の活動に行き詰ったことってありませんか? 優秀な方であれば流してもらって構いませんが、私は行き詰った時はマーケティングレターを読み返して、今の自分に使えるものはないか探しています。「あ、そういえば〇月号に書いてあったな!」という感じで読み返し繰り返し使うのです。私にとっては一回読んで終わりの本ではありません。
マーケティングレター、私はてっきり受講者はほぼ全員購読しているもんだと思っていました。買わない理由は何でしょうか?
~~~~~~
今回、このコメントを取り上げたのは、
『例えばアマゾンで、マーケティングの面白そうな本があったとしても、それは「生保セールス向け」に翻訳されてないですよね。関連書籍を何冊か買って、保険セールスに使えるよう自分なりに解釈するまでは時間がかかります。「こんなに読んで勉強した!」という量の満足感が欲しいのなら別ですが、私は遠回りな感じがします』
という言い方が、今日、ここに書こうと思っていたことと関連するから。
セミナー未受講の人と話をすると、ほとんどの場合、「あ~、終わっちゃってるな~」という感覚を抱きます。
なぜ「終わっちゃってるな~」と思うかと言うと、それは「まったく勉強していないじゃん」ということがわかるから。
例えば、ほとんどの生保セールスは「見込み客発見が最大のテーマ」だと言う・・・。
「だったら、見込み客発見のための本を読んだの?」と聞くと・・・1冊も読んでいない。
・・・これって、無理に決まってるよね?
で、こんなことを言う。
「会社の先輩に聞いたら、『活動量だ』『とにかく人に会え』と言われた」・・・。
はいはい、そんな答えが返ってくるのは、みんな分かってるよね?
また、こんなケースもある。
「〇〇さんの、『終身保険3000万を売る方法』のセミナーを受けたけど・・・出来ませんでした」
そうそう。それは〇〇さんだから出来たのであって、できない人にその方法だけ教えても、できるようにはなりません。
これも、実はほとんどの人がわかってるのよ。
でも、一筋の光明を見出して、藁にもすがる思いで受講料を捻出して受講して・・・それで終わっちゃう。
ここ何ヶ月間か、「プラットフォーム」「サブスクリプション」に関する本を連続で読んでいます。
・・・って言われたって何のことかわからない人も多いだろうけど、それは仕方ないですよ。そうした本を読んでいなかったら、知識として入ってこないのだから。
だから、「アホか!」ではないけれども、今、世界中のビジネスが急速に大きな変化を遂げているのは事実です。
だから、「なぜそういうことが起こっているのか?」を知らないと、「50年間変わらぬ、間違った教えの世界」にどっぷり嵌って、「金は減り、ストレスは増え・・・結果、廃業」の93%組に入っちゃうことになる・・・お勉強しないと、そうならざるを得ないのですよ。
6月のマーケティング・レターには、五十嵐くんが言ってくれたように、上記に関連する6冊の本に書かれていた要素をまとめ、生保セールスに直接関連する事項を抜き出し、日本の生保セールスの事情に合わせて翻訳して、お伝えするつもりです。
とにかく、私たちは頭脳労働者なのだから、ちゃんと本を読んで、「お勉強」しないと、あっという間に「生保セールスの常識は、世間の非常識」の世界に引きずり込まれちゃうからね。
例えば、1999年刊行の神田昌典さんの本には、既にこう書いてある。
「コンサルティングセールスという手法は、もはや終焉を遂げている」・・・。
既に20世紀には終焉を遂げていた方法が、令和の世で通用するはずがないのです。
今読んでいる「サブスクリプション」という、まさにサブスクリプションの本には、こう書かれていました。
~~~~~~
誰もが、営業担当者からこんな質問で始まるセールストークを聞かされた経験があるだろう。
「あなたのニーズを理解できるように、お話を聞かせてください」「お困りのことは何ですか?」
そんな質問をするのは、抱えている問題や不満を話させて、「それを解決してくれるこんな素晴らしいものがありますよ」と、話を自分の土俵に持ち込むためだ。(中略)
・・・以前なら、そんな売り方にも何か意味があったのかもしれない。しかし、今日ではそのような売り方に何の合理性もない。
~~~~~~
いや~、愉快痛快!
「そのような売り方に何の合理性もない」・・・ガハハハ! まさにその通り!
私は1995年の時点でそれが分かっていたから、週3日の営業で、300週間連続で契約が取れたのです!
・・・それを、いまだに馬鹿の一つ覚えみたいに無限再生する、原始時代みたいな会社ばっかし!
ホント、終わっちゃってます。
まあ、これ以上の突っ込んだ話は、マーケティング・レターに書きますよ。
お楽しみに。
とにかく、「常識的なビジネス」の世界では、会社の教える方法なんて、とっくの昔に「過去の遺物」になっているということを認識しないと、確実に「終わっちゃう」からね。