簡単に手術の経緯を。
3/23に大下血して貧血で救急搬送されました。
同じ原因での3回目の入院なので、「また出やがった!」でしたけれども、検査で「大腸の一部の狭窄が進み、閉塞の可能性もある」ということが判明し、「切った方が良い」とのことなので「お願いします」となって、4/30に手術のために再入院し、5/2に手術をして、今日に至ります。
手術も全身麻酔も初体験です。
もちろん、少しも嬉しくありません。
手術直後は4本の管が体に繋がっていました。
背中にも1本。麻酔科の先生が入れた、背骨のあたりに刺さっている、麻酔と痛み止め用の管です。
それが取れてから・・・痛かったです。
「痛い時は、我慢しないで言って下さい。我慢しない方が良いというデータも出ています」という紙を渡されていましたから、3~4回、痛み止めの点滴を入れてもらいました。
・・・でも、痛かったです。
「あ、効いてきた」「今、効いてる」は分かるのですが、背骨のところの管があった時の「何も感じない状態」とは全然違います。
麻酔科の医者が、やたらと「副作用での肺炎」を恐れていたワケがよくわかりました。
今なら、私も強烈に恐れます。
1回の咳だって、出そうになると「あ~~~っ、ヤバっ!」って思うもん。
普通に咳をしたら、スッゲ~痛いです。
だから自然に、必死に抑えちゃうんです。で、小出しにする。
結構苦しいですよ。
もちろん、痛いと眠れません。
眠れなくたって、元気に起きていられて、読書や作文ができれば何の問題もないのですが・・・それも無理です。やる気が出ないからね。
だから、必然的に、時間に関係なく、昼夜を問わず、起きたり、横になったり、時折眠ったり・・・を繰り返すことになります。
そうなると、下腹部の手術の痛みの他に、もう1つ、大きな痛みを抱えることになります。
それは、腰と背中の痛み。
腰の位置を少しずらすだけでも痛みが走るので、寝返りをうつなんて不可能です。
必然的に、腰と背中がとっても痛くなっちゃうのですよ。
だから、痛み止めが効いていると思われる時に、横になって本を読んで、ちょっとでも眠気を感じたら、目をとじる。
あるいは、横になって、少しずつ腰や足の位置や向きを変えて、「あ、ここ、楽!」と感じたら目を閉じる。
そうしないと、眠れません。
さて・・・。
あなた、上記の話、面白かったですか?
受講生だって、さして面白くはないよね。
受講生じゃなかったら、さらに面白くないよね。
「オレ、健康だし」「あんたと違って、若いし」「関係ないし・・・」。
セミナーのレジュメの「セールストーク」のところで、「その言葉は・・・話し手が実際に経験したことなのか?」という記述が出てきます。
1回目の入院の時、40日入院して、医療機関に約82万円払いました。
退院して落ち着いてから、給付金と高額医療の請求をしたら、貰えたお金の総額が約82万円でした。
払った費用と貰ったお金がほぼ一緒!
当然、ブログで「どうだ~! プロがやると、こんなもんなのよ!」と自慢しましたよ。
これなら「実際に経験したこと」だし、「どうだ~!」とも言えるけど・・・でも、ある程度納得はできても、さほど面白いとは思えません。
でも、あなたが普段している話って、「医療保険の話」なんじゃないの?
それって、絶対に面白くないよね?
ダン・ケネディもこう言っています。
~~~~~~
かつては重大な優位性を与えていたすべてのことが、今はテーブルにつくためのチップに過ぎなくなっている。
アホな広告というのは、これまでもこれからも、商品や機能、ベネフィット、競争上の優位性、そしてジ価格について訴えるものです。賢い広告は、常に顧客について語ります。
その影響は昔より今の方がずっと深刻になっており、そうしなかった時に受ける罰もずっと厳しくなっています。
~~~~~~
ましてや「保障の大切さの話」なんて・・・絶~対に面白くないよね?
ダン・ケネディは、そういうおバカなやり方を、こう表現します。
~~~~~~
こういうやり方は、近所の大人が家にやって来たとき、小さな子供が一番最近塗った塗り絵を見せたり、ずっとレッスンを受けているトランペットを披露できるという理由でワクワクしているのとまるで同じです。あなたたちは8歳の子どもなのですか?
あるいは、もっとひどいことを言うなら、トイレトレーニング中の子どもが「お漏らししなかった!」と自慢しながら走り回っているようなものです。
~~~~~~
ガハハハ!!!
表現が適切すぎて、マジ、笑えますな~。
こういうことをやって、周囲の「大人たち」からウザがられて、敬遠される・友だちをなくす・・・。
当然ですよ。
だって、面白くないし、絶対にウザいもん。
こういうやり方を「顧客無視」と言うのです。