売れる運気、売れない運気

　昨日、通りすがりの初めての美容院で髪を切ってもらいました。

　予約じゃないからちょっと待ったけど、手近にあった雑誌が女性向けのものばかりだったので、「anan」を手に取りました。
　こういう雑誌を見るのって・・・20年ぶりくらいかもしれません。
　新年号だから、今年の運勢とか運気みたいなことば～っかり書いてあって・・・男性誌じゃあり得ないだろうな～。

　でもね、以前から「anan 」「nonno」「mens nonno」の占いはものすごく当たるって、思ってました。
　広告代理店勤務は、発行部数の多い雑誌やコミック誌は、常にドサ～ッと会社にあったので、毎号、タダで見ることができたのです。

　で、「あなたはこういう性格です」みたいな診断があったので、やってみました。
　・・・見事に当たってる！

　「先生の立場で他人を指導し・・・包容力があって・・・」

　・・・うんうん、まさにその通りじゃん。
　そしてその続きに、こう書かれていました。

　「酒場が好きです」

　すごい！　お見事！

　これなら信用しちゃいますよ。
　だから、当然のごとく、真面目に恋愛運のところを読むと・・・2019年は、どうやら素晴らしい相手と過ごせるそうです。
　「あなたの包容力が遺憾なく発揮できるような相手とともに」とのこと。
　いや～、嬉しいな～。


　運勢とか運気とかって・・・売れている人ほど気にするんですよ。
　単に占いを見て、「今週はこんな感じか～」ではなく、明確に口に出さなくても、「売れる運気」みたいなものには敏感なものなのです。

　ソニー生命に入った時に、杉ちゃんという先輩がいました。
　笹井さんと同期の、とってもイイ兄貴分で、仲良くしてもらいましたが・・・残念ながら辞めちゃいました。
　でも、その杉ちゃんが、入ったばかりの私に、こう言ってくれたんですよ。

　「イソやん、普通の会社と違って、この会社にいると、飲んでても会社の愚痴は一切出ないからね」

　その時、「ああ、そりゃそうだろうな～」と素直に思えました。
　だって、上司もいないし、命令されないし、金が欲しかったら勝手に稼げばイイけど、やりたくない時は自由に休んでいられて、誰からも文句は言われないのですから。

　事実、その通りになったし、飲み会でも愚痴なんか一切出ませんでした。


　ところが！

　受講生たちの話を聞いていると、昨今はどこの会社でも・・・周囲の生保セールスと飲んでいると、会社の愚痴だらけだって言うのですよ。

　それ、会社のせいじゃなくて、全～部、自分のせいだからね。
　だって、個人事業主なんだから。

　ジョニーちゃんは、「同業者で唯一、酒席をともにする人」と私のことを言ってくれます。
　笹井組直系の「ごっちゃん」という若者は、「死社に行くと運気が下がるから、めったに行かないようにしています」と言います。
　たなかけんじも、小西さんも、似たようなことを言っていました。
　スウ３も笹井さんも「お前は、“悪い気”満載だな～」みたいなことをよく言います。

　愚痴なんか言ってると、運気が下がっちゃうんですよ。
　要するに、売れなくなっちゃうし、当然、お金もなくなっちゃう。

　運気ってのは、自分で手に入れるものなのですよ。
　それをビジネス的に言うと「正しいマインドの醸成」ってことになる。
　正しいマインドを「どうすれば手に入れることができるのか？」にも、明確な理論がある。


　「個人事業主として」「ビジネスを行う」のなら、この辺を明確に認識できていないと、どんなノウハウを知ろうが、どれだけ「活動」しようが、どこまで行っても成功できません

　そういう本質的なことを・・・あなたは認識できているかな？